逆引き版！ 創作に役立たない、「映画の感想」

実は相性がいい!? エロ×ミステリ作品、三選！

　ポルノ作家のわかつきひかる先生が、You Tubeの動画でミステリ作家の鈴木輝一郎先生と対談なさった際に、

「ミステリに挑戦してみる」

　と宣言なさっていました。

　実際になさるのかどうかはさておき、ポルノとミステリの親和性について調べてみました。

　映画において、ポルノとミステリの融合と言ったら

「横溝の金田一シリーズ」

「江戸川乱歩の美女シリーズくらいしか浮かびませんでした。

　だが、

「オレと言ったら、マイナー映画やろ！」

　と思い、過去の記憶をさかのぼり、ミステリに使えそうなポルノ系映画を探してみることにしました。

　なんとか使えそうな作品を見つけたので、三本ご紹介します。

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『ドット・ジ・アイ』

　NTRが文化な作品です。

　裕福な男に嫁いだ人妻が、独身最後の日に出会った男性と恋に溺れていく話です。

　が、段々と予想外の展開へと発展していきます。

　この映画において、皆さんは『NTRは文化』であると、思い知らされることでしょう。

『お嬢さん 』

　韓流の百合映画です。

　貧乏なスリが詐欺師と組んで、お嬢様に結婚詐欺をしかける話です。

　ところどころ、百合セックスや変態的なプレイを見せつけます。

　というか、ミステリよりそっちがメインです。

『そこにいた男』　

「新宿ホスト殺害未遂事件」　

　を下敷きに、ポン・ジュノ作品の助監督を務め他経験のある片山慎三監督が撮影した映画です。

　詳しい情報を知らず、ネット内にある1枚の写真だけを頼りに構想をねったそうです。

　事実とは違うでしょうが、想像力を働かせるにはいい作品なのではないでしょうか?

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　いかがでしたか?

　他にも、ファム・ファタールを描くなら『マジカル・ガール』。

　胸糞展開を書くなら、『ゴーン・ガール』。

　女性が執着の末に狂っていく様を描きたいなら、角田光代先生原作の『紙の月』。

　いろいろとあります。　

「もっとエロい映画を知っている！」

「この映画はエロミステリに使えないか？」

　など、情報がありましたら、教えてください。

　ちなみに、今敏監督のアニメ映画『PERFECT BLUE』は除外します。　

　あれはどちらかというと、精神世界系ホラー映画なので。