ストライク・ザ・レポーターズ
@mizuharayuki
1.いぬおうもの/No One to Chase
犬居は追われている。
どれだけ時間が経ったのかとんと見当がつかぬ。なんでも薄暗いじめじめした所でバタバタ走っていたことだけは記憶している。「傘・鍵・バイク修理します」の倒れた看板を飛び越え、犬居は振り返る。まだ追いつかれてはいない、と思って速度を緩めるが、今にもそこの角から追っ手が飛び出してきそうに思えて、再びペースを上げ直す。いつまでもつかは分からない。スニーカーを履いてきてよかった、と犬居は思う。
確かに犬居は追われている。だが誰に、と考えて思い当たるふしはない。犬居は記憶が続く限り思い出してみるが、やはり思い当たる人物も出来事もない。宇宙創成以来追われていた、と考えてもいいくらいの期間追われている。もしかしたら犬居ができあがったのはほんの数分前のことで、数分前から追われているに過ぎないのかもしれないが。人間の記憶の無限性と、人間の能力の有限性に、犬居は舌打ちする。しかしどうしたって追われているのであり、追われるからには追うものがいるはずであり、そいつはまだ犬居の前にも後ろにも姿を見せていない。少なくとも犬居にとっては。あらかじめ予告された追っ手であり、定められた運命というやつである。自販機に小銭を入れてボタンを押すと飲み物が出てくるくらいの必然性。あるいは地球上でなんらかの物体を投げると落下するのと同じくらいの。
しかして犬居は追われている。ふつう犬は追う方だろ、と思うが、追われる側になったことだってたびたびあると記憶の中の日本史に反論され、そういうところは思い出せるんだがな、と犬居は一人ごちる。見晴らしの悪い住宅街の裏路地に入り、放置されていた一斗缶か何かの上に座ると汗が吹き出した。首にかけていたスポーツタオルはすっかり湿っている。息を整えると、犬居はまた走り出す。まるでマグロか鮫みたいだと思う。鮫。犬居の頭の中には鮫の姿が思い浮かぶ。鮫は眠らない。脳を半分ずつ休ませて生きている。自分もそうできたらどんなに楽かと思うが、人は半身だけでは追っ手から逃げ切れるものではない。一息ついては走り、一息ついては走ることしかできない。ペースをある程度に保ち続けなくては、と犬居は考える。どのみち、自分が使い物にならなくなる前に逃げ切らなくてはいけない。
そう、犬居は追われている。では誰に?
【🐶☔🦈】
「人間は脳を全然使えていないんです」
大学の研究室で、鮫島は犬居にそう言った。唐突に言われたものだから犬居は、
「ん」
と返す。鮫島は犬居の返事を待つが早いか、
「ヒトの一生はおよそ数テラバイトのデータに収まるとされていますが、脳の記憶容量はそれをはるかに超えています。ヒトが生まれてから死ぬまでの期間がもっと長ければ使い切れるかもしれませんが、犬山さんは」
「仮に人間がそれだけ記憶できるのなら、オレの名前くらいは覚えてくれないか」
「失礼しました。ただ私は鮫ですので」
と返され、鮫島はどう見たって人であるし、それなら犬居は犬になる。そのまま鮫島は、
「犬居さんは、どれくらいの容量を詰め込めると思いますか?」
と言い直す。
「クイズか」
「はい。あまり基礎的な知識ではないので応用点がつきます」
8点くらいだろうか。ことによると10点はあるかもしれない。1分ほど間をおいてから、
「降参」
まことに残念ながら、犬居の専門は人間の神経細胞ではない。
「答えは無限です」
「は?」
「無限です」
予想外の答えに犬居が面食らっていると、聞き取れなかったのだろうか、といった顔で鮫島が繰り返す。リピート・サメジマ。
「マジで無限なのか」
「無限です」
「ストップ・サメジマ」
「は?」
考えが漏れていた。場を繕うために犬山いや犬居は、
「するってえと」
紅茶のペットボトルをぶらりとさせながら一呼吸待って、
「オレの頭には他人の人生を大量に詰め込むことができるってことか」
「人生でなくても可ですが、話の一貫性を考えるとそうしたほうがいいですね。かつては流石にそんな馬鹿な話はあるまいと上限が設定されていましたが、最近の研究ではかなり無限らしいということが分かっています。私の見立てですが、30億人分くらいは余裕で詰め込めるんじゃないでしょうか」
犬居は30億の人間が走っているところを考える。地平線の彼方まで続く30億のランニングマシンにつながれて走る、30億の犬居。人力発電によりエネルギー問題の解決に貢献し30億の犬居は仲良くノーベル賞を受賞、賞金は30億人分がスウェーデン・クローナで支払われ、晩餐会には少なくとも150億人分のナイフやフォークが新潟県燕市から提供される。これを作るためのエネルギーはすべて犬居でまかなわれる。あなたと犬居、今すぐダウンロード。
「あの、今何を考えていましたか?」
「30億のオレが走っているところを頭の中に思い浮かべるオレのことを考えていたんだ」
「知っています」
なんで。
【🐶☔🦈】
だがこの世界に犬居は犬居しかいないのだった。犬居性を持った犬居は犬居性のない犬居に比べてはるかに犬居であり、犬居は犬居である。犬居も走れば棒にぶつかるというわけで、先ほど額をしたたかに打ち付けて痛みに耐えている。自販機で買ったスポーツドリンクのボトルを額に当て、冷えすぎだがちょうどいい、と犬居は思う。痛みがひくまで少し時間がかかるが、追っ手の足音は少なくとも聞こえてきそうにない。人っこ一人いない。静かなものである。
人っこ一人いない?
犬居は追われはじめてから誰とも会っていないことに気づく。すれ違ってすらいない。なぜかと言えば先ほど話した通りこの世界に犬居は犬居しかおらず、おまけに他の登場人物は鮫島しか思い出せない。犬居は愕然とする。父母の顔さえ思い出せなくなりつつある。きょうだいは? 鮫島以外の友人は? 今のアメリカの大統領は? 何時何分何秒地球が何回回ったとき? 頭を強く打ったせいで記憶が一時的に混乱しているか、脳機能が低下しているに違いない。こりゃ帰ったら病院だな、と犬居は思うが、帰る場所の宛は特にない。こうなってくると大学の研究室だって本当にあったかどうか怪しいものだ。ついでに言うと病院も。
住宅街と公園と傘・鍵・バイク修理屋以外の一切合切、それから病院の実在を確かめるべく、犬居は走り出す。少し頭痛がする。幸い外気はランニングに最適な温度と湿度であるからして、犬居は追われるのに最適な空気の海の底を駆け抜ける。たぶん鮫島なら何か知っているだろうと思い、研究室と付属の大学病院を目指すことにしたいが、どこにあるのか皆目見当がつかない。しかし待っていてはいつか追いつかれる。犬居は走る。
そう、引き続き犬居は追われている。追っているのはわたしたちではない。
【🐶☔🦈】
「犬居さん」
モニタの反対側から犬居を見下ろすような恰好で、鮫島。犬居が顔を上げると、
「脳の記憶容量は有限なんです」
と続けた。睡眠不足の犬居はいつもの大きな目はどこへやら、
「この前と話が違うじゃないか」
まぶたがそのまま床に落ちそうである。
「すいません、厳密に言うと本当に無限なのはその圧縮方法なんです」
犬居よりも寝ていないはずの鮫島は健康そのものに見える。本物の鮫よろしく脳を半分ずつ寝かせているのではなかろうか、専門だしできるに違いない、と犬居はぼんやり、
「どうやって」
と適当に返す。詳細な説明はあまり期待していないといった顔で。
「巨大な一枚の写真を思い浮かべてください。そこには全てが収められていて――文字通りの全てです――あなたの目は、その写真のあらゆる要素にピントが合わせることができる。従来の人間の知覚は極めて制限されているので物理的には不可能ですが、無意識や記憶の中ではこうした動作がごく自然に可能とされています」
「はあ」
「その写真の中には、また全てが収められている写真が入っています。合わせ鏡やマトリョーシカみたいに。これを繰り返すと全ての差異を吸収できる仕組みになっています。この説明では非常に単純化されていますが、実際はもっと複雑です。犬沢さん、わかりますか?」
それはおかしい。だいいち物理的に無理がある。あとオレは犬居だ。
いえ、可能です。それからすいません。どうにも私は鮫ですので。
ちょっと待ってほしい。ここまで出てこられても困る。
「はい」
はいじゃない、と言いたいが犬居は思考を立て直す。
「人間のいろんなものを無限として見積もってないか? たとえば情報の分解能とか」
「そうですね。ただ無限なので」
「無限か」
「無限です」
まいったね、と犬居は思い、こいつは無限という言葉の取り扱いを数学者にもう少し学ぶべきではないか、とまいったねと思った犬居は思い、そんな騙し絵みたいなうまい話が人間の脳に使えるかよ、とこいつは無限という言葉の取り扱いを数学者にもう少し学ぶべきではないかと思いつつまいったねと思う犬居は思った。
「だから、人の脳は無限の記憶を持つことができます。ただ思い出せないだけで」
鮫島は相変わらずの顔で返す。犬居の理解というちっぽけな形態を飲み込む巨大なジンベイザメの口。桁外れの容量の口が、たくさんの犬居たちのシナプスを飲み込んでいく。
「鮫島、あんたの言ってることは無茶苦茶だ」
「無茶苦茶なのは私ではなくて人間の脳のほうです」
「オレの脳が無茶苦茶になりそうだが」
「それはつまり、」
鮫島はいいことを思いついたと言わんばかりの顔をして、
「脳がNoというわけですね」
「は?」
は?
「脳がNo」
「ストップ・サメジマ」
「はい」
はい。
【🐶☔🦈】
しかし犬居は止まらない。というか止まれないのである。そういうことになっているのである。両足をとりあえず前に出し、いやこれ違うよな、走るってのは片足ずつやるんだ、とようやく思い出してきちんと走り出す。もはや自分の身体の動かし方すらおぼつかないのは、犬居がそういうものとして定義されかけたからである。犬居の犬居性を担保している部分も怪しくなり、同時に犬居が犬山なのか犬沢なのか犬飼なのかも疑わしい。しかし犬居はなんとかして犬居であることを取り戻し、人間であることを取り戻し、ついでに伏線を回収しようとしている。
これだけ追われているからにはオレに何かあるに違いない。犬居はそう思う。これはもはや願いに等しい。だいいち異常なまでに追われており、しかも物心ついた瞬間から追われているのであれば何か一大事がなければ割に合わない。空き地で野球をしていたら窓ガラスを割ってしまった、とかそういう次元を超えている。おまけに犬居は野球というものがこの世界に存在することになったのはたった今である、ということを知っているし、なんならルール自体も「野球」ということだけが決まっていて、あとはついでに窓ガラスを割りうる可能性があることをここで決められただけである。無限に間延びした定義と処理速度に耐えかねて、しかし犬居は足を止めるわけにはいかず、多少の筋肉の回復を見込んで歩き出す。もうどれくらい歩いたり走ったりしたのか分からず、地球の自転の何パーセントかは犬居の足によって作り出されました、と神話に書かれてもいいくらいである。冗長であり、すべてを定義する必要があるのにも関わらず投げっぱなしで書かれている神話。だいいち「神話」とは何かと言いたくなるが、あいにく犬居は国語辞典もWikipediaもYahoo!知恵袋も持ち合わせておらず、スマートフォンひとつ持っていないまま走らされているのである。所持品は今のところスポーツタオルと自販機で飲み物が買えるくらいのお金、それからスニーカーであり、ことによると全裸で走っている可能性さえあるのであった。それはそれで神話っぽい気がしてくるが、たぶん走り終えて何かを伝えたら死んじまうやつだな、と犬居は考える。
犬居は追われている。犬居は走る。何かを伝えるために。
【🐶☔🦈】
「犬飼さん」
のっけから間違えているとは新しいパターンだな、さては飽きてきたかと犬飼、いや犬居は思う。この調子で毎日覚えられずに間違えられたら犬居も犬飼やら犬山やら犬沢になってしまう気がして、犬居だったよな、と自分の研究者プロフィールを確認する。犬山である。
「え?」
見間違いであった。犬居である。
「あ、すいません。犬居さん。この前の話の続きなんですけど」
と鮫島。首から下げられている入館証には「鮫島」とある。鮫島は鮫島だ。
「また新説?」
「どちらかというと派生形ですね。記憶の圧縮や折り畳みに関する」
「よく飽きないよな」
と犬居。
「楽しいですから」
鮫島の声のトーンが少し興奮気味だ。さぞかしいい話なのだろう。毎日聞かされる犬居の立場になってほしいものだが、しかしそれはそれとしてつまらないわけではないので、犬居はいつも通り聞く姿勢に入る。鮫島の手のひらの上でいいように転がされているような気がしてきて、オレが犬居でこいつは犬飼だったら完璧だな、と思う。
「走馬灯ってご存知ですか?」
「死の間際にこれまでのことが全部思い出されるってやつか?」
「体験したことはありませんが。走馬灯というのはこの前お話しした記憶や認識の無限性からくるもので、過去の圧縮された記憶のふたが全部開いてしまうんです。死を前にして起動する最後の防衛本能ですね。写真のたとえで言うなら、全ての図像にピントが合っている状態ではなく、個別のものにピントを合わせるモードに入ります――私たちの想像をはるかに超える速度で。自暴自棄になって核のスイッチを押してしまうようなもので、大抵はメモリやCPUのパワー不足でハングしますが」
「しかしその一瞬は処理できるなら主観的に無限であり永遠である?」
「そのとおり」
理解が早くて助かります、と言わんばかりである。しかし鮫島はそこで話を打ち切らず、
「ですが面白いことに、この一瞬の間にもう一度ヒトは死ぬことができます」
と言い放つ。人間は二度死ぬ?
「わかりますか?」
「いや、わからん」
ここまで来ると降参である。二度死ねる生物はとりあえず犬居の記憶している限りいないはずだ。鮫島的世界観の前では何度でも死ねそうなものだが。
「走馬灯の中で死ねます」
「走馬灯の中で死ぬとどうなる」
「知らなかったんですか? もう一度走馬灯がはじまります」
犬居はフラクタル図形のことを思い出す。同じ相似な図形が微に入り細に入り、極小に入り小さくなり続ける。そして常に同じ風景が広がる。この前食べた野菜は確かフラクタル図形だったな、と思う。物理的には限界があるが計算資源がある限り続けられるのだろう。
「つまりヒトは永遠に死なないのです」
と言い放つ鮫島。その言葉には確信めいたものがある。ジンベエザメの巨大さ。
「時間の分解能を無視しているうえに、神経細胞間の伝播速度はないものとする」
犬居はとりあえず想定される反論を置いておく。そもそも走馬灯の存在だって主観なのだから外部からは検証のしようがない。しかし鮫島は堂々と、
「意識の時間分解能は無限ですし、その速度も無限です」
と犬居の想定反論やら前置きやら事前の防衛措置やら常識やらを呑み込んでいく。
「物理的にありえない」
「ありえないのは人の脳のほうです」
「脳がNo」
理解拒否。
「はい」
「脳がNo」
「リピート・イヌイ」
「ストップ・サメジマ」
繰り返し、停止、沈黙。
「ひとつだけ難点があるんですが、その無限性や走馬灯を誘発するためには外的なエネルギーが必要になるんですよね」
「たとえば死ぬとか」
缶コーヒーの抜け殻をゴミ箱に突っ込むとか、みたいな雑な言い方で犬居は言う。
「物理現象に置き換えると、無限の距離がある坂と無限の時間があると考えてみてください。その坂のはじまりは平らで、鉄球が置かれている。重力にしたがって、鉄球はこの坂を無限の時間をかけて無限の距離を走行しますが、それには鉄球を押す力が必要になるわけです」
かなり丁寧であるが、その裏には「多分いけるっしょ」そんな粗雑さを持つ鮫島である。
「エンジンをかける時に使うイグニションキーみたいなやつ」
「結構力がいるっぽいです。死ぬとか割と派手ですし」
力がいらないなら死んでみたい、と言わんばかりの鮫島である。
「外注とかできないもんかね」
「死ぬのをですか?」
流石にそれはまずいでしょう、と言わんばかりの鮫島である。
「流石にそれはまずい」
流石にそれはまずい、と言ったばかりの犬居である。
「まあ死ぬのはまずいでしょう。たぶん倫理的に問題があります。しかし、動力源を物理的でないものでもよいとすれば、けっこう可能ですね。例えば――」
「そもそも走馬灯とか記憶みたいなものを動力源にして動かせば連鎖的に無限では?」
「犬居おまえ天才か?」
犬居はたぶん天才だった。鮫島がキャラ崩壊を起こすほどに。
【🐶☔🦈】
しかしこれは走馬灯を動力源にして走っているわけではないのであった。
連続性の中に放り込まれることで完成する円環。一方通行のループ・ジャンクション。あるいは、一度転がり始めたら無限に転がり続ける球体。それを引き寄せる力は引力であるが、無限の高さから墜落する球体には無限の距離と無限の時間が必要になる。しかしここでは無限の距離と無限の時間が用意されており、それは犬居のためのものであり、あなたのためのものである。犬居はいつまでも走らされ続ける。追いかけてきているのは終焉であり、それはあなたではなく、しかして終焉であった。登場人物として設定された以上その終わりにはあらがえず、物語の終わりと同時に犬居を含めてあらゆるものは幕を閉じる。少なくともこの世界では。
犬居は走るのをやめ、終焉に向き合う。しかし終焉は訪れない。人は死の瞬間を知覚できないだろうと話したのはどこの哲学者だったか。いや科学者か。どちらも犬居の慰めにもならず、犬居を喜ばせることもなく悲しませることもない。ただただ物語の崖っぷちが手前まで迫っているのであり、しかし犬居はなんとかして生き残る方法を考える。
鮫島に話したことを思い出す。犬居は思いつく。外注すればいいのである。かくして犬居は物語の登場人物となることを決断し、それを再生する機械であるあなたの記憶の中に逃げ込んだことを思い出す。あなたの脳と記憶とが犬居を永遠に走らせるエンジンとして物語を駆動する。鮫島によれば記憶は無限であるから、あなたは単に思い出せなくなるだけであり、しかし犬居はあなたの脳の中に永遠にとどまり続ける。暗い水面の下、記憶の古層の古層、最下層で泳ぐ犬居、泳ぎ方は犬かきと相場が決まっているのでそうしておく。30億の犬居がいる世界や鮫島との別れは涙なしには語れないのだが、それはまた別の話である。
結果、当然ながら犬居は無限に追われている。たぶん、いまもすぐそこで。
ストライク・ザ・レポーターズ @mizuharayuki
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