さいわいなことり

ぴおに

第1話

僕は小説を書いている。

だけど、全然ヘタクソで

カクヨムでも中々★がつかない。

それどころかpvすら増えない。

はぁ…




「こんにちはぼくちゃん、ごきげんいかが?」

「うん、いいよ。ことりさんはどう?」

「ええ、もちろん。ごきげんですとも」



隣には、かわいい小鳥がしている絵が書いてある。




この絵本を読んでいた頃の僕は


いつも一人だった。


寂しかったけど


この絵本を開くと


いつも小鳥さんが話しかけてくれて


絵本を読んでいる間だけは


寂しくなかった。


だから何度も読んだんだ。



今度は僕の番だ。

あの時、一緒にいてくれた小鳥さんのように

誰かに寄り添う物語を書きたい。

全然ヘタクソで

pvも全く伸びないけど

僕は書き続ける。



いつか、誰かの為に…


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