礼に打ち明けると言う事は、そもそも蛍が産まれなくなる可能性もあったのですよね。蛍にとっては、凄く重い決断だったでしょう。
だけど一歩を踏み出したことで、確実に何かが変わりました。そして今度は、礼が一歩を踏み出す番。そうして少しずつでも変えていって、やがてくる悲しい未来も変えてほしいって思います。
作者からの返信
>無月弟さま
産む産まないは、物語の最後に大きく影響します。
蛍が一人で抱えている問題は実はすごく大きくて、蛍一人に背負わせてしまって申し訳なかったな、と思います(´・ω・`)。
蛍の勇気が、礼や天華を動かしていきます。
礼も天華も由依も蛍も皆いい子たちだから、皆に幸せになってほしいと願いながら書いていました。
>早くに命を落とすと分かっている娘をあなたは産むって言うの?
この一文は心に深く突き刺さりました。確かにあんな境遇の蛍からこれを言われると、何と答えていいかすぐには分からなくなります。
ですがどれだけ悩んだとしても、やっぱり産みたい、また蛍に会いたいと言う気持ちは決して変わらないんじゃないかと思いました。
礼もこう言ってしまった以上、死に物狂いで頑張らなきゃいけませんね。父親として、娘に情けない姿は見せられませんから。
作者からの返信
>無月兄さま
コメントありがとうございます。
その一文は、最後の最後に活きてくると思います。
蛍のおかげで、礼もようやく本気で動く出します。
引き続き第5章をお楽しみください(^-^)。