あの薬草を手に入れるまで

３人いればなんとかなる２

　この日、僕たちはご飯を食べてから、それぞれの担当と、みんなの旅の理由や、来るときの出来事などを聞いた。

　目が覚めた。外でごそごそ音がする。

　出てみると、夏希が食べられそうな物を取ってきてくれていた。

「ごめん。起こしちゃった？私、料理も出来ないし、何が食べれるのかも分からないから、とりあえず近くにあった物と、昨日教わった釣りで、魚を３匹釣ってきたよ。」

「雅也に食べられるかどうか聞いてみよう。」

　雅也を呼んで、仕分けしてもらった。

「結構、食べれるのあるね。じゃあ、料理担当の優。後は任せた。」

「了解です。」

　とりあえず魚は焼き、キノコや、山菜は煮た。

　出来上がったご飯を食べ、今後の相談をした。

　ご飯を食べ終え、出発することになった。

「なんか、ピクニックみたいだね。」

「そうだね。」

　この３人がいれば、どんなことがあってもなんとかなる気がしてきた。

　みんなの担当

優ーーー料理をする

夏希ーー治療をする

雅也ーー食糧の確認