ヒーローは求めない(大嘘)

 アルナマンの股間からのぞいたそれは、信じられぬスピードで一気にいきり立ち、

 まるで今宵の新月のように反り返り、何もしていないのにピクピクと元気にハネていた。

「ぎゃあああああ! 何やソレええええええ!」

「いま言ったろ。チ〇ポだよオレの」

「ハわわわわ……、お、男やったんかアンタ……」

「ンー、まあどっちかってーとそうだな。実はコレ、ヘンシンした姿なんだぜ」

 アルナマンは胸を張りそう言う。

 腰までの黒髪ポニーテールは海風に揺れ、その変身スーツ?からこぼれそうな爆乳は、少し動くだけでふるふると揺れている。

そして、股間のモノはアルダマンのへそ近くまで伸びてピクピクしている。

なんとも、形容しがたい風景だ。


「な、なんやそれ……? じゃあそのチ〇ポもヘンシンしたからついとるんか?」

「ンーどうだろうねー。まあそんな事はどうでもいいのさ」

 アルナマンは、暗がりの砂浜で怯える女性に手を伸ばす。

「え!? な、何すんねん!?」

「決まってんだろ~。この状況ならわかるだろ? 助けてやった礼を貰うんだよ~」

 そう言って女性を肩に担ぎ砂をポンポンとはらうと、アルナマンは持ち主がどこかへ行ってしまった、煌々と輝く車へと歩んでいく。

「い、嫌や! なんでアンタがウチをレイプすんねん!」

 女性は必死でもがくが、アルナマンはビクともしない。

「助けてもらって礼もしないなんてクズのやるこったぞ。よいしょ」

 行為のため全てシートが寝かされた車の中に女性を優しく置くと、アルダマンはにこやかにそう言った。

「え!? え!? ちょ、ほ、ホンマにウチをレイプする気か!?」

「レイプだなんて人聞きの悪い~。ただお礼をしてもらうだけだぜ~優しくね。んしょ」

 アルナマンは女性を押さえつけ、彼女の顔よりも大きかろうというそれを見せつける。

「こここコラコラコラコラ~! そんなん挿入るかい!」

「大丈夫だって安心しろよ~。それっ」

 アルナマンはペ〇スの先から透明な液をとろとろと、まるで自由自在に出してみせた。

「!? か、カウパー? 何でそんなに出るねん?!」

「へっへ~んこれもオレの能力だ。スゲーだろーこれですんなり入るぜ?」

「え!? ちょ?! ホンマやっ……」

 抵抗むなしく、女性の手首ほどもあろうかという太さのそれを、むりむりと、挿れるというより押し込むように、

 アルナマンは容赦なく腰を前へ動かした。


「あっ…… あああ……」

「ホーラ挿入ったじゃねーか。でもゼンブはムリだったな。まいいか」

 アルナマンは挿入したまま動かない。

 とんでもないモノを挿入れられた女性は、腕で目を隠し荒い呼吸音を立てていた。

「どうした? 元気出せよホラッ」

 アルナマンは悩ましいくびれの腰を少し動かし、女性を軽く一突きした。

「……ひっ」

「そう怯えるなって~。動いてもダイジョーブか?」

 返事も聞かず、アルナマンは大きく腰をグラインドさせまた一突きした。

「……や、やめんかいコラあ! しかもトーゼンのように生で挿入おってからに……」

「なーんだ。元気じゃねえかよかった。お前のアソコも、キツくて結構いい感じだぜ~」

「アンタのがデカいだけや! つーかなんや! おもっきし女の格好したヤツに犯されるなんて最悪や!」

 女性はアルナマンを睨み付けた。

 すると、彼はゆっくりと、そして優しく、女性に覆いかぶさるように身体を倒した。

「むが! なんちゅーオッパイや!」

 女性の顔は、優しくもあたたかく、それでいて大らかで柔らかな胸に包まれた。

 その感触、質感、暖かみ。

 どう見てもそれは本物のおっぱいであった。

「スゲーだろ? コレ本物だけど本物じゃないんだ」

「や、やめんかいこ、こんな……」

 アルナマンは女性の腰に手を回し、なおも胸で優しく彼女を包んだ。

 うら若き女性が、豊満な女性の身体に包まれている。

 天国でも地獄でも見られぬような、奇妙で艶やかな光景がそこにあった。


「――どうだ? こういうのハマッっちゃうんじゃないかお前も?」

「あ、アホ言え……」

 言葉とは裏腹に、女性はアルナマンの、どこか崇高で、優しく、超越したような存在感の前に抵抗できなくなっていた。

「ン~身体が受け入れてきたね? じゃあ思い切り動くどー」

 アルナマンは悩ましい腰を動かし、女性を激しく突いた。

 悲鳴とも、歓喜の声ともつかぬ喘ぎ声をあげながら、女性は必死にシートベルトを握りしめる。

「どうだ? やっぱきもちイイだろ?」

 アルナマンは耳元で囁くが、女性は突くたびに声をあげるだけで返事もできない。

「オレってば射精をわりとコントロールできるんだ。お前も大変だろうし、そろそろ一発射精ちゃおうか?」

「や、やめんはい……」

「フフフッ。よーし射精ちゃうぞー」

 アルナマンはなおも激しく腰を動かした。

 まるでアダルトビデオかエロアニメ、そのピストンは常人のその速さではない。


「な、膣内はらめ……」

「ま、そう言うなって。んじゃ、い、イックぞ……」

 フィニッシュとばかりに激しく腰を突き動かした後、アルナマンはズポリと女性の膣からそれを抜いた。

 斜め45度の角度に上を向いたそれは、彼の激しい叫びと共に力強く脈打ち、何度も脈打ち、

 美しい放物線を描いて精液をまき散らしていった。


「……は、ハアハア。膣内に出すと思った? ザーンネンでしたー」


 精液は車の天井までゆうに届き、滴り落ちるそれはポタポタと女性の全身を打ちつける。

 そして放物線を描いて飛び去った白濁の液体は、女性の白くきめ細やかな腹、大ぶりの胸、顔、髪、はてはその向こうのシートにまで激しく飛び散っている。


「……ハ、ハハア……。なんやコレ……」

 女性は呆れたような、恍惚のような表情でそう言った。

「さ~てと。んじゃ、オレ帰るから。」


 アルナマンは股間をいきり反らせたまま、そう言ってくるりと後ろを向いて女性に美しい尻を見せつけた。


「な、なんやったんやアン……」

「と思っていたのか!?」


 アルナマンは再び振り返ると、女性を掴んで車外に引きずり出した。

「イタタタ! な、何すんねん!」

「あんなのでオレがおさまるワケねーだろ。続きやんぞー続き」

「はあああ!? あ、あんなに出しといてかいな!?」

 女性は車のドアに押さえつけられると、バックからアルナマンのペ〇スを挿入された。

 彼女はもう諦めたのかそれとも受け入れたのか、大した抵抗もしない。

「おお? やっぱきもちイかったのか~? 今度は最初からドンドン突いちゃうぞ」

「も、もう勝手にせい……」


 車内から漏れる明かりが、激しく動く彼女たちを妖しく照らす。

 月の明かりも無き海辺では、明かりに照らされゆらゆらと動く彼女たちとそのワンボックスカーだけが激しい。

 波風の音とともに、遠慮なき喘ぎ声が夜空に響き渡っていった。


「お前ちょっと喘ぎ声うっせーぞ!」

「は、はああ…… うるさいわ! 好きにさせんかい!」

 アルナマンはバックで突きながら、女性の胸と尻に手を回す。

「お前、オレほどじゃないが、なかなかいいオッパイにケツしてんな。へへへ。まあオレのは本物じゃないんだけどっ」

 そんな事を言いながら、彼の突きはヒートアップしていく。

 女性も車のミラーを必死に掴み、なおも一層激しく喘いだ。


「じゃ、じゃあそろそろ射精しますか…… じゃ、今度は本当に膣内射精しちゃうかんな~」

 ラストスパート、全身全霊で腰を振ったアルナマンは、

 最後の瞬間女性を激しく抱きしめ、その狂気の様なペ〇スを再び強く強く、何度も脈打たせた。


「あ、アハハ…… な、膣内はやっぱイイぜ…… めたくそ射精る……」


 まるで心臓がそこにあるかのように、ドクンドクンと脈打つペ〇ス。

 その射精は、まるで永遠とも思えるほど長いものだった。

「ハアア…… よかったぜ…… お前はどんな気分だい?」

 女性は突かれた時の姿勢のまま、何も言わず小刻みに震えている。

 その秘部からは、考えられないほどの精液が流れ落ちていた。

「オーイ。なんか言えって。キモチよかったとかさあ」

「……お、思い切り膣内射精しおって! ど、どうすんねんコラア!」

 女性は泣きじゃくりながらアルナマンに掴みかかった。

「お、落ち着けって! 実はこのザーメン、精液だけど精液じゃねーんだ。ま、精子がいない無精子ってコト。大丈夫だって安心しろよ~」

「……う、ウソつけえコラ!」

「ホントだってば。オレはなんか色々特別でね。精子までコントロールできるの。だから無精子で出してあげたんだぜ2回とも? 信じられねえってんなら、そこらへんに豪快にぶちまけられてるザーメンの一滴でも病院に持ってって検査してもらいな?」

「ほ、ホンマなん? 大丈夫なん?」

「何べんも言わせんなって。ホラ、続きやんぞ。」

「はあ!? まだやんのかいな!? どんだけ射精すねんこのバケモンがっ!」

「そんなこと言ちゃって~。二回戦はそう嫌そうでもなかったじゃねえか~?」

「……ま、まあお礼やしな……。も、もうちょっとくらい付き合ってやってもエエで……」

「なーんだスナオじゃねえな! んじゃ今度はお前上な!」


 ――悪人三匹は去り、誰もいない夜の海。

 アルナマンは相変わらず女性の膣内、顔、口内、胸、尻へと何度も何度もその欲望をぶちまけていった。

 女性は、まるで大海に抱かれるような心地の中、その快楽へと身を捧げていったとか……?


つづく―――――?








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救いのヒーロー? アルナマン☆ だいなも @kanikohsen

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