花屋を営む国見さん家には、仲の良い兄妹がいる。
妹想いで優しい兄の信太郎と、三つ年下の可愛らしい妹の紗礼。二人は大変な仲良しで、時に一緒にフルーチェを作ったり、一緒に眠ったり。そんな見ていてほっこりする幼少期を過ごしていました。そして時は流れて……
幼少期と成長してからを、交互に描いた物語。フルーチェを作るのに苦戦していたのは5歳と2歳の頃、では14歳と11歳になった信太朗と紗礼は……
ってな感じで似たようなシチュエーションで、昔と今とでどう違うかが描かれています。
大きな事件が起きるわけではありません。ただただ仲の良い兄妹の様子が描かれています。ただそれだけなのに、どうしてこんなにほっこりさせられるのでしょう?
可愛らしい兄妹のほのぼのストーリー。読めば温かい気持ちになること間違いなしです。