応援コメント

2 水と着信」への応援コメント

  • 「生きていたくない」
    死にたいという表現でなく、こう言った千歌の気持ちが分かる時が私はあるので、刺さりました。
    それに対する主人公の「傷つきぶっている甘さに腹が立つ」という言葉もめちゃくちゃ刺さりました。分かってる。きっと千歌も分かってる。

    そして、言ってしまった後の主人公の気持ちもとても痛い。

    リアルです。

    作者からの返信

    片付けシーンの一番大切な言葉のやり取りについて、汲み取ってもらい嬉しく思います。
    人が追い詰められている物語というのは、時として読み手を励ますことがあります。私自身、自分よりはるかに大きい苦しみや、あるいは似た傷跡の克服を見守ることで、何度か痛みを緩めたことがありました。
    ですから「刺さる」というリアクションは、一番嬉しいものの一つになります。よかった。

  • 人の痛みが分かる人間になりなさい、と世間様は言いますが、人の苦しみはその人固有のものでしかない以上、みんな孤独に為らざるを得ないんだと思います。

    誰も友達になんかなれない。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    苦しみがその人固有のものであるというのは、その通りですね。
    幸せの形は限られるが苦しみの種類は無限にある、というような言葉をどこかで目にしたことがあります。そりゃそうだ、と思います。

    もし、抱えている苦しみを他人に流し込んで和らげることができたらどうなるか?短編のモチーフにはなりそうですが、やはり友達の数は減りるでしょうね。

  • 恋人とのやりとり、家事の約束など、「あるあるー」と生々しい生活臭を感じられました。淡々としていますが感情に起伏があって、読んでいて楽しいです。
    統失は、悲しいですね…。。死ねないけど生きたくない。思わず感情移入してしまいました。

    作者からの返信

    小説のいいところは、実生活の嫌な体験を描いても嫌われない事にあります。むしろこうしてを褒めてもらえるのだから、こんないい事はありません 笑

    統失は悲しい、本当にそうですね。自覚のない迷惑というのは、本人ではどうしようもありません。