現実にありえそうな怪談でした。もしこういう人が側にいたら扱いに困りそうですね。 執着心がなさそうな所が怖い。
なにこれ、ギャグ?って面白く読んでた。だんだん風向きが怪しくなってきた。あれ?なんか私、勘違いしてる?あれ、ちょっと待って。これ、いろいろヤバくない?え、ちょ……うああああああ!やめてーーーー!怖いーーーー!ゼェハァ。
女同士の友情は素晴らしい。しかしここに、一人の男が絡んでくるとどうなるのか? すぐに三角関係、いや、もっと複雑な状態になるかもしれない。 さらに、ここに都市伝説が絡んでくるとどうなるのか? ラストのセリフが恐ろしい。 そして、それまでの伏線が、全て回収されるラストだったと気付く時、読者は皆、戦慄するだろう。 人間の恐ろしさを、十分に味わえる都市伝説だった。 是非、御一読ください。
『その人』の近くに居ると、小さいけれど良いことが続く。ただ。『その人』の意志で離れたら……。災いが、降りかかる。……いますよね。なんか、拝読して、ふと「……これ、あいつじゃね?」と思ってしまいました。そんなありそうなお話は。ラスト。見事にオチます。短編の醍醐味ですよね。ラストをお楽しみに。
彼女は、座敷童みたいな人だ。座敷童。その子が家にいれば幸せになると言われている、幸運を運んできてくれるありがたい存在。だけどその反面、座敷童が去った家には不幸が訪れるとも言われている。彼女は、座敷童みたいな人だ。彼女が離れて行ってしまったら、不幸になる……まさか座敷童をこんな風に描くだなんて。最後の一言にはゾッとしました。