第6話
公園で私たちはブランコに乗りながら話していた。優馬に「先生がさー、浮気的なことしてて保健室で秋歌先生とベッドでくすくす笑いあっててそれ見て私なんか、ムカッてきちゃってさあ…。ダメだよねーほんと昔っからすぐかっとなっちゃう性格だからさ、って知ってるでしょ?私が昔っから怒りっぽい性格ってこと。」と優馬に聞くと「うん、お前ほんと昔から怒りっぽいよなー。でも、そういうところもかわいいと思うけど…。俺決めたから、お前と付き合う。付き合ってくれ、昔から好きだったんだ。無理に俺を好きになってくれなくていいから、ゆっくりでいい。だから…。」「う…ん…あ、ありがとね私を好きになってくれて。でもね今は付き合ってもちゃんと向き合える気がしないの。だからちゃんと先生とけりつけさせて。そしたら付き合いたい。」「うん、分かった。んじゃ、今日から俺の彼女ってことね。けりつけたら本当の彼女。今は(仮)ってことでいい?」「うん!嬉しい、こんな私を好きになってくれてありがとう(o^―^o)」「でもさ、先生になんて言うつもり?またハグとかされたら気持ち戻らない?」「戻らないよ。だって全力で優馬に向き合うって決めたから。もうこの気持ちからは戻らないよ。」「そっか。ならいいけど。先生とけりつけるとき俺も一緒に行くよ。手つないでいったらあっちも諦めつくだろ?」うん、そうだね…。でもなんかちょっぴりさみしいな(笑)」と私がため息交じりに言うと彼は頬の涙を拭いこう言った。「もう嫌なんだよ、あいつに振り回されてるお前見るのは。でもこのまま先生の前から逃げ出すお前を見るのはもっと嫌だ。ちゃんとおしまいにしよう?」「うん、だね!よーし、そうとなったら作戦会議だ!どっちかの家で作戦会議しよう。男子から ううん、彼氏からの意見も聞きたいし!」「だな。私服だし近いから俺の家は?」「いいねーじゃあ早くしないとホント夜になっちゃうよー。早くいこ?」「あのさ、今日親いないし嫌じゃなかったら泊まってく?そっちの方がゆっくり時間気にせず作戦会議できるだろ?嫌じゃなければだけど。」「うん!そうする、嫌じゃないよ!じゃあレッツゴー!」と言い私たちは明日先生に思いを伝えるべく作戦会議を優馬の家で開くのだった。
手遅れ チュンチュン(。・x・)ゞ♪ @misora_7275
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