第5話キホンファッション
登下校は、男子は学ラン女子はブレザーの制服姿ー、
で、実習は長袖長ズボンの作業着、首タオル、そしてズボンのウエスト部分にタオルを挟む、
ポケットも有るけど入れてたら出し入れが邪魔!なのでウエストに挟んで、ぶら下げ使う事になる。
見た目は関係ないわ、無いわぁー、どうでもいいわぁー!そして頭は必須アイテム、
つばの広い麦わら帽子着用、勿論、足元は長靴!しかし私達は長靴をせめてもの抵抗、『ブーツ』と呼んでる。アハハ、かなしーい
夏場のあちゃー!な季節のハウスも野外もこのスタイル! 担当講師先生は
「無料サウナへようこそー!」
とハウスに誘ってくれます、でも半袖には絶対になるなと言われてる。それはちゃんと理由があったー
「夜、熱が出るからな、暑くても耐えろ!」
なのでアチくても、アチくても、アチくても、頑張る我ら農業高校生、これはどの科の生徒もおんなじ!
真夏のギラギラ太陽の元でも!プラス温室の中でも己を見失う事なく、作業に没頭する我ら一同!
なので、1時間の作業終了後に、ハウスから出てくると、そこは何と言うことでしょう!
爽やかな高原ではありませんかぁー、涼やかな風が心地よいでございますぅー!
でも、授業では無いけれど当直実習では午後から作業の後はご褒美が夏場の野菜ハウスに限り、出てくる!
それは氷水にドボンしてある完熟トマトー!出荷出来ない物だけどね。
はうぅ、それはそれはとてつもなく美味しい一品でございますぅー!
ちなみに果樹はもちろん葡萄と桃がもれなく食べ放題となる。
その中で、お花だけが食べ物無いのだけどねー、でもやっぱり園芸といえば『花』 、何処よりも鮮やかなハウス内、お試しにパイナップル何か作ってみたりして、遊べる。
おや?パイナップルってどうやって作るのが?引っ掛かる御方がいらっしゃいますか?
暖かい地方なら行けるかも、あくまでも成功率は低いですがー、一応書いとこう!
観葉植物用の土と鉢、底石、水ごけ、を用意しまーす。
次に買ってきたパイナップルを葉っぱから下5センチ位残してカット。
下は美味しいく頂きます!大切なのは上、
これを軽く洗った後で水ごけに葉っぱから下を包んで、植える。そして乾かない様に植木鉢植表面を水ごけで軽くおおう。
後は温かく、暑いのはダメですよ!明るい窓辺に置いて、腐らぬ様に水やりしてるとー
運が良ければ根付きます。あくまでも運です。神様にしかわからぬ世界です、
私たちも何個か温室という完璧な環境でチャレンジしても成功は2つのみの惨敗でしたからー
でも無事に育つとやがて真ん中から、にゅーと茎が伸びて来て、食べれないけどミニパイナップルが実ってくれます。可愛いですよ。
等と我ら一同、夏場も頑張ってまーす!
我ら農業高校園芸科! 秋の桜子 @kosakura
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