【アニメ】2020年秋の新アニメ、第1話を視聴した感想 Part3

2020年10月14日





 秋アニメ第一話の感想。第三回。



 一応おさらい。




 ここで感想を書くのは、事前情報ほぼなし、完全初見でクリーンな気持ちで見始めた作品に限ります。2期や3期などの続編もの、またはすでに原作の内容を知っているタイトルは除外します。



 あと、個人的な期待度みたいなものを表記していきます。


 ◎:期待(大)次週も楽しみな作品。

 〇:期待(並)とりあえず面白そうだから見続ける。

 △:期待(小)もしかしたら後々化けるかもしれないから様子見。

 ×:期待(無)多分2話は視聴しないと思われる。










『アクダマドライブ』


・公式ページ:https://akudama-drive.com/


・あらすじ

 “アクダマ”と呼ばれる犯罪者が跋扈するカンサイ。ごく普通の社会人生活を送っていた“一般人”は、ある日、不幸な誤解から警察に逮捕されてしまう。そんな中、一部のアクダマのもとへ、莫大な報酬を約束する謎の“依頼”が舞い込んでくる。依頼の内容は、カンサイ警察署に囚われた“ある人物”を救出すること。それぞれの理由で依頼を請け負ったアクダマたちは、こぞって警察署を襲撃。大混乱に巻き込まれた“一般人”は……。



・カクヨムでのジャンル:SF


・感想

 多分今期の中では一番インパクトのある第一話だったのではないでしょうか。なんか、すごかった(小並感)。ブレードランナー的な背景もいい感じだし、作画もまあ動く動く。何といいますか、『ダンガンロンパ』のノリが楽しめる方なら面白いと感じるかと。自分としては……正直に言えばノリについていけなかった。すごい一話であるのは確かなんですけどね。まあこの辺りは好みの問題かと。これから面白くなっていきそうな予感はありましたね。



・期待度:〇











『神様になった日』


・公式ページ:https://kamisama-day.jp/


・あらすじ

 高校三年生の成神陽太は、受験勉強の息抜きに公園でバスケをしていたところ、修道服を着た少女・ひなと出会う。ひなは陽太に「我は全知の神である。」と高らかに宣言する。戸惑う陽太だったが……。



・カクヨムでのジャンル:SFor現代ファンタジー


・感想

 麻枝准らしいアニメ。『Angel Beats!』や『Charlotte』と同様序盤は期待感が持てて面白いです。とくにこの作品ではテンポがビックリするほどよくて、30分があっという間。ヒロインのウザ可愛いギャグも相まって、実に小気味いい第一話だったと思います。あと野球要素を入れているのも麻枝准らしさがある。設定や世界観などに考察が捗りそうな程よい不思議を入れているのもいいですね。個人的にはなんとなくループもののような気がしています。ただまあ『Angel Beats!』や『Charlotte』みたいにラストで「ん?」ってなる心配もあるため、面白いんですけど多少の警戒もしつつ視聴したい。



・期待度:〇









『体操ザムライ』


・公式ページ:https://taiso-samurai.com/


・あらすじ

 2002年11月。大会での鉄棒競技中に落下してしまった荒垣城太郎。城太郎はコーチの天草から、成績不振、怪我、娘の玲のことを考えて現役を引退するよう告げられてしまう。自らの引退した姿を想像できずに苦悩する城太郎だったが、玲のため、ついに覚悟を決める。どうする!? サムライ!



・カクヨムでのジャンル:現代ドラマ


・感想

 主人公のスポーツマンとしてのドラマはとてもいいと思います。ちゃんと主人公の人物を描いていて見応えあります。でも、謎忍者いらなくね? すごく鬱陶しい。なんかさ、他の作品でも言えることですけど、野郎の不思議ちゃんキャラは不愉快過ぎてイライラする。せっかくいい話なのに不思議ちゃん忍者のせいで台無しだよ! あとEDの選曲も謎だけど、この作品自体が奇抜志向なのでしょうか? 第一話を見た限りでは面白いけどお気に入りにはならない作品という感じでした。とりあえず様子見。



・期待度:△











『憂国のモリアーティ』


・公式ページ:https://moriarty-anime.com/


・あらすじ

 19世紀末、イギリス。少年ばかりを狙った連続殺人事件がロンドンの市民たちを脅かしていた。ウィリアム・ジェームズ・モリアーティは、被害者の共通点から犯人がとある貴族であることを探り当てる。特権階級の立場を利用し、弱い立場の少年たちを慰み者にする殺人犯を断罪すべく、“犯罪相談役(クライムコンサルタント)”であるウィリアムが作り上げた計画は……。



・カクヨムでのジャンル:ミステリー


・感想

 これ結構面白かったです。殺人犯を暴くというと普通の推理ものですが、これは最終的に復讐オチへ持っていくタイプの作品。舞台が19世紀ということもあって雰囲気抜群のサスペンスだったと感じました。あと何気に作画もよくて映像としてのクオリティが無駄にいい。登場人物がイケメンばかりで美少女とか一人も出てきませんけど、なんだかんだで硬派なサスペンスものとして楽しめそうです。



・期待度:〇









『まえせつ!』


・公式ページ:https://maesetsu.jp/


・あらすじ

 フリーの漫才コンビ「とこなつ」の北風ふぶきと凩まふゆがネタ合わせをしていると、まふゆの妹凩まなつから文化祭のステージに欠員が出てしまったから助けてくれと電話がかかってくる。ネタ披露のチャンスだと同じく漫才コンビの「R凸」の新谷りん、朝生祇なゆたにも声をかけ意気揚々と文化祭へ繰り出す4人だった。



・カクヨムでのジャンル:現代ドラマ


・感想

 このネタで30分アニメとか正気か!? いえお笑いを題材にしたのは別にいいのですが、問題なのはお笑いを題材にしているにもかかわらず全く笑えるネタがないところだよ。あの、すべりネタやり過ぎ。あんまり悪く言うのもどうかと思いますが、久々に30分が拷問のように感じられたアニメでした。百歩譲って日常系アニメだとしても、5分アニメくらいにするべきではと思いました。……うん、これは見なかったことにしよう。



・期待度:×











『おちこぼれフルーツタルト』


・公式ページ:http://ochifuru-anime.com/


・あらすじ

 アイドルを目指し上京した桜衣乃。所属するラットプロの寮「ネズミ荘」で売れない元子役のロコやミュージシャンのはゆ、モデルの仁菜といった仲間から歓迎を受けたのも束の間、マネージャーの穂歩からネズミ荘が取り壊しの危機にあることを告げられる。驚愕する衣乃たちに穂歩が与えた起死回生の企画、それはネズミ荘メンバーで新人アイドルユニット「フルーツタルト」を結成するというものだった。



・カクヨムでのジャンル:現代ドラマ


・感想

『ハナヤマタ』の作者の新作くらいしか事前情報なかったですけど、確かにリアクションのノリとかがまんま『ハナヤマタ』でしたね。内容はザ・美少女アニメといったところ。おっぱい! ナイスおっぱい! ……はさておき、別にこれといって派手なお話ではないんですけど、でもなんか「美少女アニメってこういうのでいいんだよねー」と思わせてくれるくらい安定感があったような気がします。なんか一部では「きたいないハナヤマタ」とか言われているそうなので、これからもっとはっちゃけてくれることを期待。あとせっかくなので百合的な展開も勝手に期待したいです。



・期待度:〇









『禍つヴァールハイト』


・公式ページ:https://magatsu-wahrheit-zuerst.com/


・あらすじ

 魔物の活発化や犯罪の増加、民間人の重火器類の所持禁止決定などにより帝国軍の影響が強まるなか、帝国軍人となった青年・レオカディオ。彼は初めて兵営に向かう途中、港の倉庫でイヌマエルという青年を手伝い、荷物の搬入を行う。そこで積み込まれたふたつの木箱。その中身がふたりの運命、そして帝国の歴史を激変させるものとも知らず、イヌマエルとレオカディオは握手を交わして別れ、それぞれの道を歩み始める。



・カクヨムでのジャンル:異世界ファンタジー


・感想

 面白そうな雰囲気はある。近代的な世界観のファンタジーといったところで、中世がモデルになりやすいファンタジー作品とは差別化されていると思います。意外と硬派な印象があって空気感としてみせるものがある感じ。でも第一話の段階ではまだとりあえず話が動き出した程度であり、どういう方向性のストーリーになるか全くわからない。予想できないというわけではなく、情報不足でどこに着目して視聴すればいいのかわからないという意味でどうなるかわからない。ホント雰囲気は面白そう。盛り上がれば御の字、このまま失速の心配もあり。



・期待度:〇











 以上、2020年秋の新アニメ第一話の感想でした。


『池袋ウエストゲートパーク』は昔ドラマが放送していましたし(とはいえ昔過ぎて内容全然覚えてないけど)、『安達としまむら』は以前原作を読んでおりある程度の内容を知っていたため、今回は感想書きませんでした。


 その他今期は続編ものシリーズものも多く放送されますが、それらは初見ではないので感想はなしで。



 秋アニメ第一話の印象を簡潔に。今期は面白そうな作品が多い一方、ある意味では手堅い作りになっている感じかと。第一話から神回みたいなインパクトはないものの、期待感がもてそうな内容が多かったですね。本当にこれからに期待。







 最後に秋アニメの個人的期待度の一覧です。




 期待度:◎(次週も楽しみな作品)


『呪術廻戦』




 期待度:〇(とりあえず面白そうだから見続ける)


『アサルトリリィ Bouquet』

『100万の命の上に俺は立っている』

『魔女の旅々』

『トニカクカワイイ』

『魔王城でおやすみ』

『アクダマドライブ』

『神様になった日』

『憂国のモリアーティ』

『おちこぼれフルーツタルト』

『禍つヴァールハイト』




 期待度:△(もしかしたら後々化けるかもしれないから様子見)


『戦翼のシグルドリーヴァ』

『いわかける! -Sport Climbing Girls-』

『無能なナナ』

『くまクマ熊ベアー』

『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』

『体操ザムライ』





 では、今期もよいアニメライフを。



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