【アニメ】2020年夏の新アニメ、第1話を視聴した感想 Part1
2020年7月9日
2020年夏アニメの新作をピックアップ。放送された第1話の感想を書いていきます。今期は本数少な目です。
ここで感想を書くのは、事前情報ほぼなし、完全初見でクリーンな気持ちで見始めた作品に限ります。2期や3期などの続編もの、またはすでに原作の内容を知っているタイトルは除外します。
あと、個人的な期待度みたいなものを表記していきます。
◎:期待(大)次週も楽しみな作品。
〇:期待(並)とりあえず面白そうだから見続ける。
△:期待(小)もしかしたら後々化けるかもしれないから様子見。
×:期待(無)多分2話は視聴しないと思われる。
『HERO MASK』
・公式ページ:http://heromask.jp/
・あらすじ
首都警察・特殊捜査部(SSC)の有能だが型破りな刑事・ジェームズは、恩人の女性検事の殺害疑惑事件を追う中、装着すると超人的能力をもたらす 《マスク》をめぐる謎に辿り着く。そこに立ちはだかる、かつてのSSCの相棒・ハリー。彼は、巨大企業・ライブ社の人間となっていた。そこでは、主任研究員・コナーが 《マスク》開発を違法な方法で進めていた。ジェームズたちSSCは、ライブ社会長・スティーブンが雇った武装集団による度重なる妨害を乗り越え、 《マスク》研究にまつわる人物関係を突き止め、ついにそのライブ社の陰謀の核心へと迫ろうとするが……。
・カクヨムでのジャンル:SF?
・感想
今期のNetflix枠アニメその1。第一話をパッと見た感じでは刑事ものに少々SF要素を加えた内容でした。第一話では本当に序盤の序盤といった具合で、そこまで大きく話が動いたわけでもなく掴みとしては弱めかと。というかあらすじにあるマスク云々にまだ触れていないので、現段階だと判断に困る作品ですね。イメージとしては海外ドラマをそのままアニメにした感じ。というかNetflix枠であるからか、海外受けするものを日本のアニメーションで作ってくれ、というオーダーがあったのかもしれません。そういったことがひしひしと伝わってくる内容でした。とりあえずはしばらく見ます。
・期待度:△
『ド級編隊エグゼロス』
・公式ページ:https://hxeros.com/
・あらすじ
人間のエロスの源「H(エ)ネルギー」を吸い取ることで少子化をエスカレートさせて、人類を緩やかに滅ぼさんとする侵略者・キセイ蟲。その存在が社会問題となる中、高校生の炎城烈人はある出来事によって、幼なじみの星乃雲母が心を閉ざしたままなことを気にかけていた。久々に雲母と話をしたものの、関係はギスギスしたまま。落ち込む烈人だが、一人で下校中にキセイ蟲を発見。Hネルギーを奪われて生きる活力を失っていく人々を前に、怒りを爆発させた烈人は……。
・カクヨムでのジャンル:現代ファンタジーorラブコメ
・感想
バカアニメだった(歓喜)。『俺、ツインテールになります。』と『健全ロボ ダイミダラー』が混ざり合ったかのような内容。話は普通なんですけど世界観とか人物設定とかがただのエロバカでむしろ清々しい。あとおっぱいの形が素晴らしいのもポイント。なんだろう……これニコニコ動画でコメントありで視聴したいアニメでした。真面目に見るよりは皆でワイワイ実況しながら見るタイプのアニメだと思いますので、そういう方向性で楽しんでいきたいです。
・期待度:〇
『アラド逆転の輪』
・公式ページ:https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/arad_gia/
・あらすじ
アラド暦1013年の夜、マント姿の男が月光酒場に現れた。男の座ったカウンター席に後ろでは若い冒険者たちがかつての「魔界大戦」の話題で盛り上がっていた。光すら差さぬ魔界、姿を消した使徒、そして4人のウェポンマスターの武勇……その内容はあまりにも大げさで、男は思わず酒を吹き出した。彼らをばかにしたわけではない、男はただ昔のことを思い出しただけだった。魔界大戦の経験者ではないかの問いかけに男は伝説を語りはじめる……。
・カクヨムでのジャンル:異世界ファンタジー
・感想
一応録画していたのでとりあえず見たのですが、率直によくわからない。調べてみてもそこまで情報が出てこないのですが、調べた限りですと、どうやら中国で人気のゲームのアニメ化だそうで、この作品はアニメ化第二弾だそうです。で、第一弾『アラド:宿命の門』の方を調べてみても日本国内で放送配信された情報が出てこないので、いきなり二期の方を見せられても全然わからないです。わからないなりの感想ですけど、中二病ノートをそのまま映像化した感じで、ちょっと情報詰め込み過ぎてついていけないッス。うん、これはもういいです。
・期待度:×
『Lapis Re:LiGHTs』
・公式ページ:https://www.lapisrelights.com/anime/
・あらすじ
立派な魔女になるため、フローラ女学院にやってきたティアラ。理事長のクロエからあっさりと入学の許可を得た彼女は、幼なじみのロゼッタが所属する班に加入することに。妄想癖のあるリネット、お調子者のラヴィ、生真面目なアシュレイ……新天地にやってきて早々に友人を得て、ティアラの賑やかな学院生活が始まる。
・カクヨムでのジャンル:異世界ファンタジー
・感想
ハリーポッター的な魔法学園で美少女たちのキャキャウフフを楽しむアニメでよろしいでしょうか? 第一話としてそこまでパンチが強くなく、掴みとしてはイマイチでした。でも無駄に作画はいいし、キャラクターもわかりやすいので、そういった面での掴みはよかったと思います。話がイマイチなだけで……。あとみんなおっぱい大きいのは素晴らしいと思います。それと第一話視聴後に調べて知ったのですが、これどうやらアイドルものらしいです。魔法少女×アイドルの組み合わせは珍しいので面白くなりそうではありますが、そういったメイン要素は第一話で出さなきゃダメでしょ……。まあ作画よしキャラよしなのでアイドルシーンに期待ですかね。
・期待度:〇
『魔王学院の不適合者』
・公式ページ:https://maohgakuin.com/
・あらすじ
二千年前、暴虐の限りを尽くした史上最強の魔王アノス。そんな彼の血を引く後継者、 《魔皇(まおう)》を育成するべく、現代の魔王学院では入学試験が行われていた。試験内容は生徒同士で決闘を行う「実技試験」。そこに現れたのは、二千年前に荒んだ世界に飽き、転生した暴虐の魔王アノスの姿だった。
・カクヨムでのジャンル:異世界ファンタジー
・感想
ビックリするぐらい俺TUEEEでむしろ清々しいです。イメージとしては『魔法科高校の劣等生』にあった若干のSF要素をそのままファンタジーに変換した具合ですかね。でもこちらの方は主人公が無駄に寛容的であり、やっていることと態度とのギャップが面白いです。ザ・ラノベアニメって感じ。あと今期の電撃文庫枠のためか無駄に金がかかっていてクオリティが高いのがなんか悔しい。こういう感じの作品はMFとかファンタジアがやりそうな感じですけど、電撃枠のせいでクソラノベ感がなくなっている印象です。アニメとしての出来がいいのでこのまま楽しんでみます。
・期待度:〇
『THE GOD OF HIGH SCHOOL ゴッド・オブ・ハイスクール』
・公式ページ:http://goh-anime.com/
・あらすじ
全国の高校生が集う異種格闘大会「ゴッド・オブ・ハイスクール」。幼い頃、祖父・テジンと離れ一人暮らしてきた主人公のジン・モリは、その地区予選会場へ向かう途中、ひったくり犯を追うことになり、そこで同じく予選に参加するハン・デイとユ・ミラと出会う。賭けるのは己のプライド!信じるモノは己の拳!望む願いはなんでも叶う!それが神の力!アリーナに集結した各地の猛者たちとの生き残りを賭けたバトルロイヤルがはじまる――
・カクヨムでのジャンル:現代ファンタジー
・感想
無駄に作画がいいアニメで、バトルものとして見応えがあって面白いです。でもなんかノリが古臭いというか、一昔前のアニメみたいなコミカルさは見る人を選ぶかも。何といいますか……大昔のジャンプなどの古典少年漫画の作風をリバイバルした感じですかね。あとこれは個人的に気になったのは、Aパートのひったくりのくだりを無駄に引き延ばし過ぎではなかろうか? というかAパートが古臭い。あのひったくりパートを縮めればBパートのバトルも決着まで描くことができると思いますし、そうすれば第一話であってもそれなりのカタルシスを得られるかと。第二話への引きとしてのクリフハンガーでしょうけど、個人的にはちゃんと勝敗をつけてスッキリしたかったですね。なんか、いろいろな意味で、面白いけど古臭い。
・期待度:〇
『GREAT PRETENDER』
・公式ページ:http://www.greatpretender.jp/
・あらすじ
自称“日本一の詐欺師”こと枝村真人(エダマメ)は、年寄りや旅行客相手に詐欺を働いていた。そんなある日、標的に選んだ外国人バックパッカーはまさかの同業者だった!彼の名はローラン・ティエリー。エダマメを気に入ったローランは、ロサンゼルス・ハリウッドで“ある勝負”を提案する。
・カクヨムでのジャンル:現代ドラマorミステリー
・感想
今期の+Ultra枠。詐欺師アニメですけど、仕掛けが大掛かり過ぎて逆に馬鹿馬鹿しくて好きです。小説でいうところの叙述トリックみたいな感じで、騙し騙されることで話が二転三転していく様は純粋に面白かったです。テレビシリーズとしてこれからどういった方向に話が進んでいくのか、という部分ではまだ掴みきれていませんけど、第一話が結構面白かったので作品としての掴みはよかったです。同じフジテレビということもありますけど、一昔前の名作ノイタミナ作品みたいな感覚があって、自分としてはこういうアニメ好きです。今後の展開次第ではありますが、期待できそうな作品でした。
・期待度:〇
『デカダンス』
・公式ページ:http://decadence-anime.com/
・あらすじ
遥か未来、未知の生物 《ガドル》の侵攻によって絶滅寸前へと追いやられた人類は、移動要塞 《デカダンス》内部で暮らしつつ、必死の抵抗を続けていた。幼い頃から戦士に憧れて育った少女・ナツメは、現実主義者で無気力な装甲修理人・カブラギの元へと配属され、清掃に追われる日々を送る。そんなある日、作業中に 《ガドル》との戦闘に巻き込まれてしまったナツメが見た光景は、次々と 《ガドル》を倒していくカブラギの姿だった。
・カクヨムでのジャンル:SF
・感想
これスゲェアニメだな! あの、『ハウルの動く城』で『進撃の巨人』をやった感じ。というか『甲鉄城のカバネリ』とか『シドニアの騎士』とか『翠星のガルガンティア』とかも彷彿とさせますね。他にはマクロスとかヤマトとかも要素として入っているかも。片っ端から鍋に突っ込んで煮たら意外とうまくでき上ってしまった感のある闇鍋みたいな、とにかくこれまでのアニメ作品を寄せ集めた内容でした。作画もいいしキャラもいい。話としても魅力的なシーンもありつつ、しっかり謎を残して引きも用意している。今のところ今期で一番面白かったです。これは期待です。ちなみに第一話で気に入ったのは、波動砲撃つかと思ったらまさかの物理攻撃だったシーンです。そうきたか!
・期待度:◎
という感じで、夏アニメの感想の前編でした。
後編に続きます。
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