前のエピソード――【アニメ】2019年春の新アニメ、第1話を視聴した感想 Part1

2019年4月9日

　前回に引き続き今回も春の新アニメ第1話の感想を書いていきます。

　一応おさらい。

　ここで感想を書くのは、事前情報ほぼなし、完全初見でクリーンな気持ちで見始めた作品に限ります。2期や3期などの続編もの、またはすでに原作の内容を知っているタイトルは除外します。

　あと個人的な期待度も表記していきます。

　◎：期待（大）次週も楽しみな作品。

　〇：期待（並）とりあえず面白そうだから見続ける。

　△：期待（小）もしかしたら後々化けるかもしれないから様子見。

　×：期待（無）多分2話は視聴しないと思われる。

『群青のマグメル』

・公式ページ：http://gunjyo-magumeru.com/

・あらすじ

　35年前、突如として姿を現した新大陸『マグメル』。新種の動植物や貴重な鉱物資源を求め、多くの探検家達が新大陸へと挑んだ。探検家達の救助を生業とする拾人者（アングラー）の因又の元に、行方不明者の捜索依頼が入ってくる。最初は乗り気ではなかった因又だが、エポナの涙という言葉を聞き行くことに…。

・カクヨムでのジャンル：現代ファンタジー

・感想

　何と言いますか、いろんなジャンプ作品をパクった……いえ、ジャンプ作品の様々な要素を踏襲したジャンプっぽいアニメですね！　既視感が強く話としては薄味気味で、第一話としては引きが弱い感じがしました。あとストーリーだけではなく作画的な作風もなんか古臭いといいますか……今時の日本のアニメとは違った仕上がりを感じました。というか、これよくアニメ化できましたね。もうちょっと一歩踏み込んだ要素が欲しかったです。

・期待度：×

『消滅都市』

・公式ページ：https://shoumetsutoshi-anime.com/

・あらすじ

　ある日、ひとつの都市が消滅した――

　一匹狼の運び屋の男タクヤと、消滅から唯一生還したと言われる少女ユキ。ふたりは、消息を絶ったと思われていたユキの父親からのメッセージを頼りに消滅都市へと向かうことになる。しかし、そんなふたりの前に思わぬ障害が立ちはだかる。それはユキにとって、あまりに衝撃的な現実で――

　残された人の想い、暗躍する謎の組織、そして隠された陰謀。タクヤとユキ、全くの他人だったふたりは、旅の中で絆を深めつつ、消滅都市の謎へと迫ってゆく。

・カクヨムでのジャンル：現代ファンタジー

・感想

　えーと……どういうこと？　確か第一話を見ていたはずなのにまるでわからなかったぞ……。とりあえず印象的だったのが、原付で逃走中に坊主が道路に立ちふさがっていて坊主を躱したと思ったら坊主はハンドルの上に仁王立ちしていて……、な……何を言っているのかわからねーと思うが、おれも何を見たのかわからなかった……頭がどうにかなりそうだった……催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ、もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……（ポルナレフ風）。坊主何者だよ……。いやわけがわからないのは百歩譲っていいとして、でもツッコミどころが多過ぎてツッコミきれず最早ギャグアニメ化している状態ですよ。もうね、乾いた笑いしか出ないよ。とんだク〇アニメだけどク〇アニメ愛好家なら泣いて喜ぶ注目作かもしれないッス。

・期待度：×（ク〇アニメ枠としては◎）

『Fairy gone フェアリーゴーン』

・公式ページ：https://www.fairygone.com/

・あらすじ

　かつて妖精は、“兵器”だった―。

　この世界には、動物に憑依することで不思議な力を宿す妖精が存在していた。妖精が憑依した動物の臓器を摘出し、人間に移植することで、妖精を分身として出現させ、兵器として扱えるようになる。妖精を戦争の道具として自在に操る兵士たち、彼らは『妖精兵』と呼ばれた。だが、長きにわたる戦争が終結すると、彼らはその役目を果たし、行き場を失ってしまう。あるものは政府に、あるものはマフィアに、あるものはテロリストに、それぞれの生きる道を選択していった。

　戦争から9年の歳月が経つ。未だ不安定な政治情勢の中、戦争によって受けた傷や過去を持つ犯罪者が現れ、復讐のためテロを起こすようになっていた。主人公の少女マーリヤは、ある事件に関わった事から妖精に関連する事件を捜査・鎮圧する違法妖精取締機関『ドロテア』に入隊することとなる。これは、無秩序な戦後に抗い、それぞれの正義を求め戦う『妖精兵』たちの物語―。

・カクヨムでのジャンル：異世界ファンタジー

・感想

　映像作品としてとても面白かったが、多分ストーリーは半分も理解できてないかも。設定がかなり作り込まれているようで、P.A.WORKSの映像クオリティも合わさり非常に見応えのある第一話でした。一方で設定を作り込み過ぎているせいか、一回視聴しただけでは拾いきれない部分もあってなんとも言えないですね。もう少し話数を重ねていけば理解が進みより面白く感じるのかもしれません。とりあえず視聴後に公式サイトで設定について調べましたが、ファンタジー苦手人間である自分としてはあまり頭に入ってこなかった……。わからないなりに「ファンタジー版のスタンドやペルソナみたいなもの」と認識しました。ファンタジー系質アニメのようであり迫力のある作画なので、ストーリーに関してはとりあえず置いておいて映像クオリティを目当てに視聴できたらと思います。

・期待度：〇

『真夜中のオカルト公務員』

・公式ページ：http://occultkoumuin.com/

・あらすじ

　春から新宿区役所「夜間地域交流課」に配属された宮古新。課の先輩となるのは、怪しげな実験に興じる姫塚セオと、元ホストで業務リーダーの榊京一。そして、今夜の現場という新宿で新が目にしたのは、妖精や天使や天狗といった人ならざる者たち「アナザー」だった。夜間地域交流課のお仕事は、アナザーが関与するオカルト的事象の解決。にらみ合う天使と天狗を見て、榊とセオは縄張り争いの激化を制そうとするが、新にはそんな争いには見えていなくて……。

・カクヨムでのジャンル：現代ファンタジー

・感想

　一言にあやかし系ですね。……いやなんかそれ以上の感想が出てこない。王道的な現代あやかし系のようで、そこまで難しい話でもなく、あやかしについてもテンプレート的なところがあるので、肩肘張らずリラックスして視聴できるアニメですね。ただ同時に、深夜に見ると最悪の場合寝落ちする可能性があるくらい刺激がないです。というか実際に自分結構危なかった……。多分こういう系の作品はハマる方はハマると思いますが、自分としてはあまり相性がよくなかったのかもしれませんね。

・期待度：×（一応2話も見てみる）

『なんでここに先生が!?』

・公式ページ：http://nankoko-anime.com/

・あらすじ

　なんでここに先生が!?――

　いろいろな場所で巻き起こる、大人の魅力にあふれた先生と男子高校生によるギリギリ感満載のエッチなハプニングの連続。先生たちの普段は見せない意外な素顔を、知れば知るほど好きになる！過激なシチュエーションで描かれる『あまあま』で『たゆたゆ』なかわいい先生たちとのハイスクールライフ！

・カクヨムでのジャンル：ラブコメ

・感想

　ただのエロアニメ！　以上！　いやなんかもう日曜日枠が散々だったせいか、これが一番面白く感じられた。強いていえばテレビ放送版は規制でほとんど見えない状態だったけど、まあ仕方がない。

・期待度：〇

『八月のシンデレラナイン』

・公式ページ：https://anime-hachinai.com/

・あらすじ

　市立里ヶ浜高校に入学した有原翼は、野球部のないこの学校に「女子硬式野球部」を立ち上げる。そこに集うのは、野球にはじめて触れる少女や、一度はプレーをあきらめた少女、高い壁に挑み続ける少女……。時にぶつかり、競い、支え合って、里高女子野球部は青春を駆け抜ける！世界で一番あつい夏がはじまる――

・カクヨムでのジャンル：現代ドラマ

・感想

　素直に面白かったですよ。やっぱ部活動ものの部員集めエピソードにハズレはないですね。イメージ的に野球版ラブライブやバンドリといったところでしょうか。登場する女の子全員可愛いし、華があって見ていて飽きないです。あと微かに百合の香りがしました。野球なのでメンバーは9人必要ですが、その9人揃えるまでのドラマに期待しつつも、可愛い女の子たちを堪能したいです。そして勝手に百合を期待しています。

・期待度：〇

　以上、日曜日放送分の第一話感想でした。

　正直……え？　春アニメマジっすか!?　ヤバくないですか!?　今期のアニメどうなるの？　いや真面目に大丈夫ですか？

　とくに『消滅都市』のインパクトがスゴイ……。というか『消滅都市』が凄すぎて他の作品を落ち着いて冷静に視聴できなかった。多分酷い感想になっていると思いますが、そのあたりはご勘弁を……。

　少し落ち着いたら『Fairy gone フェアリーゴーン』と『八月のシンデレラナイン』を視聴し直すと思います。

　では次回Part3でお会いしましょう。Part3は4月第二週に第一話を放送する作品です。おそらく金曜日か、遅くとも土曜日に公開できると思いますのでよろしくです。