応援コメント

第五話 旅立ちのとき(3)【第四部最終話】」への応援コメント

  •  400年も昔――に「まだ400年?」と強烈な違和感を抱きましたが、なるほど時代が第1部よりも昔なのですね。そう言えば……と読み返してみたらあの3人が訪れたカーダの現像工房や、カーロ・デッソの逸話など、この話とつながっていてじーーんとしました。時代をまたぐSFならではの浪漫ですね。
     そしてここにきて明かされていく「オーグ」の思惑。
     今後、どうなっていくのか読むのが楽しみです。短いですが、馥郁とした柑橘の香りがただよってくるような第4部でした。(そう言えば、リュイのお母さんのレモネードは自家製シロップが入っていたけど、関係してくるのかな?)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    第四部は謎解き説明になりすぎないよう努めたつもりですが、楽しんでいただけましたでしょうか。そして歴史上の人物として挙げられたキャラを実際に登場させるのは、時代を行ったり来たりする本作を書く醍醐味だったりしました(主に作者にとって)。
    いよいよ最終第五部は本作の集大成となります。トゥーラン自治領成立からさらに時を経た時代を舞台に、今まで広げまくった大風呂敷がうまく畳み込めたかどうか、是非お確かめください。引き続きよろしくお願いします。

  • そういえば、現像技術の研究をしていた人の話、最初の方で少し触れていましたよね……まさか本人が出てくる予定があったとは。
    ドリーやイェッタは、本人が生きていた時代の話を読んだ後「歴史上の人物」になった感じでしたが、これはその逆パターンともいうべきもので。長い歴史を描いているからこその醍醐味といえますし、時系列の入れ替えによる構成の妙でもあり。これは書いてて楽しかったのではないかなあ、と想像します。

    ようやくオーグとスタージアンの関係性が明らかになってきて、第五部、おそらく決戦編への前振りとしても申し分のない第四部でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    これぞ大河未来史を書く醍醐味、ジューンとカーロを登場させるのは楽しかったです。
    第五部は集大成、広げすぎた風呂敷をさらに広げた上で、私なりに畳み込みました。引き続き楽しんでいただければ幸い、よろしくお願いいたします。

  • N2B細胞が発生しないように遺伝子に細工を加えれば、オーグに飲まれることはないはずで。
    N2B細胞の存在が絶対条件になってるところが、まずおかしいように思うんですけどね。
    あと盾になるといっても、具体策が出てこないのが、伏せているのかどうなのか。
    シャレイドの存在で、スタージアンがN2B細胞からの解放の可能性を気付いてくれればと思うんですけどね。

    作者からの返信

    N2B細胞は宇宙を安全に移動する健康調節機能としても重要ですからねえ。こいつを排除するのはなかなか難しい。

  • 第四部はいよいよ物語の核心にせまるパートでしたね。
    ドラマ性が強調され、より広がりが感じられる回でした
    第五部も楽しみです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    第四部はただの解説回にならぬよう、色々苦心したことを覚えています。

    本編自体はなんとか完結しました!エタる心配は無くなりましたので、広げきった大風呂敷を畳み込む第五部をどうぞお楽しみ下さい。
    よろしくお願いいたします。

    編集済
  • 第四部の連載、お疲れさまでした。

    これまで以上に《繋がること》そのものにスポットが当てられたエピソードでしたね。
    自らその道を選んだジューンの覚悟や想いの強さが、静かな人生ながらひしひしと伝わってきました。

    ジューンの見た宇宙船の輝きの描写が美しく、とても印象的でした。
    この物語上特有の《繋がる》ということはもちろん、血の繋がりや、それを超えた想いの繋がりも感じられた第四部でした。

    また第五部も楽しみにしています!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    今回はちょっと説明回になりすぎてないか、という反省があります。回想メインなのでどうしてもそうなりがちなのですが、普通にジューンの半生を追った方が良かったかもと思いながら、ともあれ書き上げました。

    次は第五部、予定通りいけば最終部です。来週か再来週にはスタート出来ると思います。引き続きお楽しみ頂ければ幸いです。