応援コメント

第五話 種播きの歌(5)」への応援コメント

  • イェッタたちの戦略としてはハンニバルの対ローマ共和国に通じるものがありましたが、スタージアンはハンニバルが越えられなかった壁を突破してしまいましたか。
    思い出されるのな「スプリガン」のリバース・バベル。いや「空の境界」のゴドーワード辺りですかね。
    ところのこの世界のヒトはみな同じ言語を使ってるんでしょうかね? 違いは方言レベル?

    作者からの返信

    ハンニバルに限らない、弱小国が強国に抗するための代表的な戦略のひとつだと思います。この物語ではスタージアンの力が成立を後押ししました。

    言語については明言するつもりはありませんが(というか設定してませんが)、ひとつの星の同じ集団から発祥してまだ三百年あまりだしという屁理屈で、方言程度の差なんじゃないかなーとイメージしてます。

  • ようやく下ごしらえは終わり、といった感じでしょうか。
    二章まるまるつかっての精密な舞台設定に、この先の広がりが否応なく期待されます。
    人々の思惑が渦巻く中に放り込まれた登場人物たち。個人的にはイェッタがお気に入りなので、彼女の選択と行動に特に期待しています。
    (誰かさんのようにいきなり退場…はないと信じたい(手汗))

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    このお話は全五部を通じた物語であると同時に、各部ごと単体での成立を試みています。果たして二部を読み終えた時点でひとつのお話としてお楽しみ頂けるものか、ドキドキものです。

    次はいよいよ第二部最終章です。イェッタたちがどのような道を選び進むのか、引き続きお付き合い頂ければ幸いです。

  • 色とりどりで煌びやかだったものが、美しいけれど単一の色に纏められてしまう。ちょっと空恐ろしいものがありますね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    第二章のクライマックスに当たるこの回は、まさにその感じが表現できるか、が心配だったのですが、どうやら伝わったようで安心しました。
    次の第三章は、第二部「魔女」の最終章になります。どうぞ引き続きお付き合い下さい。