3) 反対しても怒らない神《わたしに反対したいのならかまわないから反対しなさい 》

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神:ここで話していることには、賛成しにくいと思うのかな?


ニール:そうですねえ……。


神:それならそれで、いいんだよ。


ニール:えっ、いいんですか?神さまに反対しても、いいんですか?


神:あたりまえだ。わたしが何をすると思ったのかね?ハエみたいに叩きつぶすとでも?


ニール:まさか、そこまでは考えていませんでしたが。


神:いいかな。すべてが始まったときから、世界はずっとわたしに反対してきた。世界の誕生以来、わたしの言うとおりに従った者はほとんどいないよ。


ニール:そう、そうなんでしょうね、きっと。


神:いま、わたしに反対したいのなら、かまわないから反対しなさい。


《神との対話2-P274》(一部略)

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 上記の文は、神とニールが、経済の話しをしているところに出てくるものです。


 ニールが、「あれとこれとは、どうもちがう感じがしてならないんです」と、神の発言に異論を唱えます。


 「ここで話していることには、賛成しにくいと思うのかな?」と、その異論に対して神は聞いているのです。


「それならそれで、いいんだよ」


 神はそう答えているのです。


 驚いてニールは、叫びます。


「えっ、いいんですか?神さまに反対しても、いいんですか?」


 「反対してもいい」と言う神の言葉が、ニールには信じられなかったのです。


 これまで宗教で語られてきた神は、こうしなさいと要求し命令する、そしてそうしない時は怒り裁き、糾弾し、罰し、地獄にも堕とすという恐い神だったのです。


 一方、『神との対話』で語られる神は、愛であり許しであり、いつもそばにいて見守る神であり、こうせよと要求しない神であり、反対しても怒ったりしない神なのです。


 神の宇宙創造の基本原則に、「自由」があります。


 人間は、自由によってのみ成長が達成されるのです。


 したがって神の考えに反するからといって、怒ったり罰したりする神ではないというのです。

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