第3話 桜の咲く道で君と。
僕は桜が大好きだ。
君と過ごした思い出が
花びら一枚一枚にこもっている。
昨日君は僕の手の届かない所に行ってしまった。
だから僕はこの大きな桜の木の下で
何度も君の名前を呼んだ。
僕はもうさみしくないよ。
この桜の木があれば僕はいつでも
君に会える。
花びらが僕と君を繋げてくれる。
毎年君に会いに行くよ。
そこで待っていて。
僕は何度も君に恋をする。
君と僕との境界線。 左京 綾斗 @ayato_yuna
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