『完結祝賀会(おまけ)』

※最終話と連続投稿したので前話をお見逃しの方は是非先にそちらを。






登場人物全員+龍之足:『『『作品完結……お疲れ様――――!』』』


妖精さん:「……長かったね。一年半くらい?」

龍之足:「未投稿期間も含めたら約二年ゾ」

おっさん:「これで終わりかと思うと、少し寂しいですね……」

シルヴィア:「――ふんっ。少しだけな」

ナターリア:「ねぇ作者さんコレ! 最後で勇者様と離れ離れになっているのだけれど!!」

龍之足:「ぐぇぇ……! ソレ一番言われてるから! (首絞められ前後にガクガク)」

ナターリア:「ハッピーエンドは!? ねぇ! わたしと勇者様のハッピーエンドは!!?」

龍之足:「(今回の本編では)ないです」

ナターリア:「あ……ああああああああああああ――!! (全力首絞め)」

妖精さん:「……続き案では、登場予定になってるんだけどね。(積みプロット見ながら)」

ナターリア:「ホント!?」

おっさん:「いいんですか? そんなネタバレしてしまって」

龍之足:「ここまで読んでくれた読者様へのささやかなプレゼントだゾ」

シルヴィア:「なぁコイツ、こんな気持ち悪い口調だったか……?」

おっさん:「私と話し方が被るそうなので変えているそうです」

龍之足:「ナターリアとおっさんは、次の世界でイイ関係になるぞ^~コレ!」

ナターリア:「やったあああああああああああ――――!!」



アントビィ:「フハハハ! 向こうは賑やかだな!! どれ吾輩もアッチに……」

ユリ:「いや、お前は行くな(肩ガッシー)」

シズハ:「ユリおねぇちゃん、天使の輪っか似合わないね……」

エッダ:「さながらコッチは三途の川の先ってか?」

タクミ:「エッダ、キミの天使の輪っかも驚くくらい似合ってないよ(スマイル)」

エッダ:「うっせ! お前は似合いすぎだ! (タクミの頭グリグリ)」

タクミ:「いたたたたっ! ほ、ほらっ! あっちはもう酒盛り始めてるよ!」

エッダ:「あん? (チラ見)」

ジッグ:「酒だー! もっと酒持ってこーい!!」

タクミ:「ね?」

エッダ:「チッ! おいタクミ! アタシらも飲むぞ!!(タクミ引きずりー)」

タクミ:「はいはい、あと胸当たってるよ」

エッダ:「な゛ッ!?」



トゥルー:「あれ? おれとオッサンが結ばれる未来は?」

コレット:「無いんじゃないかな」

タック:「男同士だしねー」

レーズン:「うん」

フォス:「おぉ救世者よ! 神をも超えてしまうとは流石です!!」

チル:「あのねっ! わたしもおじさん、すきー! (天使の輪)」

ペッコ「もっと遊んでほしかった、なー? (天使の輪)」

エルティーナ:「オッサンが帰ってきたら告白してみようと思っていましたが、残念でした」

廃教会一同:「ええっ!!?」

エルティーナ:「……冗談です。(人差し指立ててニコー)」



ジェンベル:「何で俺はこんなトコでまで酒出してんだ……」

リュリュ:「あらぁ~、良かったわねぇー」

ポロロッカ:「……お前、なんだかんだで目立ってたからな」

ヴェストロ:「出番丸ごとカットされた俺も居るんだからな! (天使の輪)」

リュリュ:「あら〝人肉ソムリエ〟じゃない、何時死んだのぉ~?」

ヴェストロ:「アークレリック防衛戦。あの時敵に情報を流したのが――俺だ!!」

ポロロッカ:「……まじか」

ヴェストロ:「何故かそのストーリー丸ごとカットされたけどな! (泣)」

リュリュ:「二つの意味でご愁傷様ぁ~」

ポロロッカ:「……さて、俺もオッサンとはこの世界でお別れだからな。飲んでくる」

リュリュ:「片手に持ってるミルクはオッサンのかしらぁ?」

ポロロッカ:「……そうだ」



おっさん:「ポロロッカさん!」

ポロロッカ:「次の世界でも頑張れよ」

おっさん:「はい! 勿論です!!」

ナターリア:「わたし! わたしも一緒に飲みたい!!」

ポロロッカ:「ミルクか……?」

ナターリア:「お酒!」

ポロロッカ:「飲めるのか……?」

ナターリア:「見た目はこんななのだけれど、ちゃんと大人のレディーなのよ?」

ポロロッカ:「……そうか」

ナターリア:「(一口グイーー!)……うふっ! うふふふふふふ!! (暴走)」

おっさん:「ちょっ!!?」

ポロロッカ:「はぁ……予想通りだ」






龍之足:「今から真面目なコト言うゾ!」

おっさん:「これでボケなかったら詐欺ですね」

シルヴィア:「そうなのか?」


龍之足:

 私個人の考えですが、物語の登場人物らはある種の役者であると考えています。

 しかし普通の役者とは違い、自分の意志で物語を進める事は出来ません。

 物語の主人公達は物語が終われば、必ず舞台を降りなければならなくなります。

 だからこそ私は。

 その舞台を最後まで続けてあげたくなる。

 私の才能が足りずに輝かせてあげられなかった事だけが後悔です。

 私は長い時間を掛けて自分の作品を完結させましたが。

 一度人気になり失踪した作品より、早く忘れられてしまうでしょう。

 沢山の物語の山に埋まって、二度と出てくることはありません。

 ……ですがもし。

 長い月日が経って忘れられてしまった頃。

 ふと何かの拍子に、あんな作品もあったなと思いだして頂けたら幸いです。

 私がこの作品を完結させられたのは自分と登場人物の力だけではありません。

 応援コメント、感想をつけてくれた方々。

 私の作品を見てくれて。

 読んでくれた方々。

 そして最後まで読んでくれた皆さま。

 とにかく。

 この文字を読んでくれている皆さまに。

 ありがとう。




妖精さん:「そんなこんなで完結だよ……おわり。ちゃんちゃん」

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おっさんのdie冒険 龍鬼 ユウ @Nikolai-2543

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