第2話 チュートリアル

『まずはステータスについて紹介させていただきます。』


「はい!」


『メニューからステータスを選択してください。』


そう言われたのでステータスを選択する。


すると目の前に半透明な板が現れる。



ーーーーーーーーーーーーーーー


リオ Lv.1 種族 神狐



職業 錬金術師 Lv.1 調薬師 Lv.1


 HP   100(+100)


 MP  150(+100)


 STR 10(+40)


 VIT 10(+40)


 INT 10(+40)


 MGR 10(+40)


 DEX 10(+40)


 AGI 10(+40)


 LUK 10(+490)


◼️スキル

無し


◼️種族スキル

〈狐火Lv.1〉〈神性〉


◼️称号

無し


SP 250


JP 50

ーーーーーーーーーーーーーー

と表示されている。

基本的に全ての表示は黒色でされており、ステータスの隣に括弧で数字が書かれている。


『質問はありますか?』


「ステータスの隣に括弧で数字が出ているんですけど、これって何か意味があるんですか?」


『はい、この数字は種族ボーナスといい、貴方のステータスに種族固有のステータスが上乗せされるときの種族固有のステータス値を表しています。』


「わかりました、ありがとうございます。」


『他に質問はありますか?』


「いいえ、大丈夫です。」


『ではまずはあなたのステータスから説明させていただきます。』


そして説明を受けた結果


・HP…ヒットポイント。プレイヤーの体力値を表している。

・MP…マジックポイント。プレイヤーの魔力値を表している。

といった基本的な事から、

・STR…物理攻撃力

・INT…魔法攻撃力

・VIT…物理防御力

・MGR…魔法防御力

・DEX…器用さ

・AGI…俊敏さ

・LUK…幸運

教えてもらった。


『これでステータスの説明は以上になります。』


「ありがとうございました。」


『いえ、お気になさらず。それでは次に戦闘訓練を始めます。』


さて、一体神孤の戦いかたとはどんな感じなのだろうか?


そう思った瞬間、空間の風景が変わり周りが平原となる。


そして体の異変に気づく


「耳と尻尾がついてる!」


『はい、ステージを変更したため種族を変更させていただきました。』


「なるほど、それで…。」


自分で耳と尻尾を動かして見る、すると


「凄い!本当に動く!」


まるで自分の体のように耳はピクピクと尻尾はフリフリと左右に揺らすことができた。


『お気に召したようで幸いです。では、実戦に移りましょう。』


すると、何処からともなくぷよぷよとした生物が此方に向かってくる。


「これって…スライムですか?」


『はい、ではスライムに攻撃をしてください。念のためスライムは攻撃をできないように設定しておきました。』


それを聞いてほっとした。ゲームだろうと襲われるのは怖いからね


「えいっ!」


自分の攻撃力を確かめるために最初は軽く殴った、すると


パシャッ


『おめでとうございます!見事スライムを倒すことが出来たので、続いてはSPを使ってスキルを、JPを使ってジョブスキルを獲得してください。』


……スライム弱くね?まぁチュートリアルだしそりゃそうか。


「わかりました。」


目の前にスキル選択画面が出てきたので適当に選ぶ。


ーーーーーーーーーーーーーーー


リオ Lv.1 種族 神狐



職業 錬金術師 Lv.1 調薬師 Lv.1


 HP   100(+100)


 MP  150(+100)


 STR 10(+40)


 VIT 10(+40)


 INT 10(+40)


 MGR 10(+40)


 DEX 10(+40)


 AGI 10(+40)


 LUK 10(+490)


◼️スキル

〈水魔法Lv.1〉〈土魔法Lv.1〉〈拳術 Lv.1〉〈蹴術 Lv.1〉〈投擲 Lv.1〉

■ジョブスキル

〈錬成 Lv.1〉〈抽出 Lv.1〉〈薬草鑑定 Lv.1〉〈調薬 Lv.1〉〈調理 Lv.1〉

◼️種族スキル

〈狐火 Lv.1〉〈神性〉


◼️称号

無し


SP 100


JP 0

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SPは各50づつ各JPは10づつポイントが減っていくらしい。


「選びました。」


『ではチュートリアルを終わります。始まりの町ワンズの中央広場に転移しますがまずは冒険者ギルドに行かれるのをオススメします。』


「わかりました」


『では参りましょう。』


アリアさんがそう言うと何処からともなく扉が現れる。


『この扉を抜けると町に出ます。』


「ありがとうございます。」


『それではstarting of lifeの世界をお楽しみください。』


そして俺は扉の中の白い光に向かい足を進めた。

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Restarting of life 龍の戒め @ryunoimashime

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