壮大な時の流れを胸に抱いて、瓶の底から夜空を見上げる……上手く言えないんですが、読み終えた今、そんな心地を味わっております。すっごく面白かった！！！

魔女の、ずっと自分自身に向けられていた眼差しが、明確な言葉を添えて他者に注がれたあの瞬間、胸がいっぱいになりました。
実はフリッガがどう出るか最後までハラハラしていたんですが、プレトが頑張ってくれて本当によかったです。って、ネタバレを避けるせいで小学生みたいな感想になってしまってますが、でも本当によかった……よかった。

と、感無量のまま最終話を読み進めて、最後の瞳の色に全部持っていかれました。
そうか、ちゃんと言ったんですね！！　ちゃんと言えたの偉い！

物語だけでなく世界設定もとても興味深くて、たっぷりと楽しませていただきました。
素敵な物語を、ありがとうございました！！