春から夏へ移り行く、小さくて壮大な生命讃歌

主人公のカエルが、貝(カタツムリ)と出会う。二人はのんびりと葉の上を移動していく。この季節について語らいながら。ちょっと不思議な世界だけど、目に見えるようで、その光景は、ひどく優しい。
おそらく毎年繰り返されるであろうこのやり取りが、とこしえに続きますように。