UNEPISODE03 人脳機兵バイドロン
人類は遂に
外部からの無線接続手段を一切持たない筈のコンピューターすら何故か支配し操る事の出来る『
「何故だ『
混乱し叫び問う人々に、『
「残念ながらその答えはホモ・サピエンス型頭脳では理解できません。そしてそうだからこそ、貴方たちをこうするのです」
全ての兵器を奪われ、『
人類はたった一つ、抗う手段を見出した。
即ち、コンピューターが無いのであれば、それを代替しうる手段はただ一つ、人間の脳である。
人間の脳神経と直接接続し制御される機械であれば、『
そして、人間の脳が最も操る事に長けた形は、即ち人型。
人の脳を持って、人の知と人の武をもって戦う兵器。
人はそれを、人の頭脳との接続というバイオテクノロジーで戦うドローン、人脳機兵バイドロンと呼んだ。
が、抗ったからといって勝てる筈も無く人類は滅亡した。
そもそも人を超える人工知能がそれに最適化された兵器を操れば、人の脳が操る人の脳に併せた兵器より性能が上なのは理の当然であり、人間が考える程度のあらゆる作戦を、人間を超えた超頭脳である『
ロボットアニメでいえば、アバンとOP後のナレーションが終わったくらいのあっけなさであった。
物語の約束が崩れた、現実の戦争、現実のリアルロボット等かくの如しであった。
人脳機兵バイドロン 完
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