「いえ、人を罪に誘う悪魔の仲間入りです。 おめでとう!!」
つまりクーデルスさんのお友達と?
「……だそうですよ? 王家の権威を否定し、社会の根底である身分制度を破壊しようとしている。これ、完全に王族への反逆ですよね?」
うわ、陰険トラップ。
男爵令嬢の主張はお花畑の魔王様そのものに聞こえていたのですが、絶対王制だけは譲れませんでしたか。
まあ、力のない者の主張は空論でしかないですけど。
作者からの返信
感想ありがとうございます。
相変わらず鋭いですね。
そう、あの主張は本来クーデルスのいいそうなセリフです。
そのあたりは次のお話でも触れる事になります。
そして、クーデルスは絶対王政に拘ったわけではないのです。
絶対的幸福を求めるにあたり、政治を変える無意味さと、その根底にある人間の愚かしさを突きつけただけなんですよ。
同じ花畑、何が違うかは花でも肥料でも土でもなく・・・
年季が違ったなぁ
作者からの返信
感想ありがとうございます。
年季の入ったお花畑ですから、小娘がやらかした程度の失敗は全部やっているのです。
ただ、その後の処理を上手く立ち回ったから死ななかっただけで。
なので、男爵令嬢が死んだのは、自分の黒歴史に対するクーデルスの八つ当たりが入っていますね。
一応、主な理由はアデリアのための仇討ちですが。