編集済
山の天候は変わりやすいですからね。
高校時代の夏休み、クラスのみんなでキャンプに行ったら、でっかい固定テントとその前に備え付けの木のテーブルと椅子がありまして。
同じテントで寝る奴らは荷物をテーブルに放り出し、すぐに遊びに行ってしまいましたが、私はこれ幸いと寝る場所を確保するために自分の荷物をテントの奥にしまいこんでから、追いかけました。
その後、夕飯のしたくにかかろうとしたところで突然の大雨に襲われることになり、みんなで炊事場で雨宿りしながらカレーを作って食べました。
夜になって雨もあがり、そろそろ寝る準備するか、とテントに戻ったらなんと、私の荷物は雨でびしょびしょの入口付近に移動させられているではないですか!
「ちょ! 誰だよ俺の荷物動かしたの!!!」
「うるせー! 自分一人だけ助かろうとしやがって!」
「なんでわしらの荷物もテントに入れといてくれんかったんや!」
「自業自得じゃ!」
「お前はそこで寝ろ!」
私はその時、みんなの団結力の恐ろしさを思い知ったのです。
作者からの返信
うはははは^^;
いやはや、男子同士ではありがちなドタバタ劇w 私は煮たような経緯からテントの親綱をせーので抜かれたことがありますwww
山の天気は本当にあっという間に変化して、それが慣れてくると楽しく感じたりもするのですが。
特に、雲の中の様子は本当に不思議で、晴れと曇りと雨が混在したような空間なのです。
彼らもそんな不思議体験に、胸を躍らせながら登山を楽しんでいるようなのですが……。
秋山くんの理性は良い仕事しますねぇほんとに。
穂咲ちゃんトラップにも引っ掛からないとは。
作者からの返信
もはや理性というより、安全装置。いやいや、笑いの発生装置なのかもしれませんけれど^^;
紳士と言えば紳士。
むっつりといえばむっつりな道久なのでしたw