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片思いの終わるとき

片思いの終わるとき

彼我差日夜

おすすめレビュー

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★★★
★9
3人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 雛河和文
    13件の
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    ★★★ Excellent!!!

    「想像の余地」って憎たらしくて素晴らしい

    読んだ人の望む答え、きっとそれがこの物語の結末なんだと思います。

    〇〇だと思って読み始めた人が、読み終わるときには✖✖だと思いなおす。
    ✖✖だと思って読み始めた人が、読み終わる時には〇〇だったんだと解釈しなおす。

    〇〇を〇〇のままで読み終えた人もいるだろうし、その逆もあり得る。ともすると△△として捉える人もいるかもしれない。

    登場人物のパーソナリティはおろか結末すら曖昧なこの作品で確実なのは、このお話は読み手次第でいくらでも結末が、ともすれば課程すら変わること。それに、「読まなければ始まることすらない」ということ。

    ……いやぁ、ズルいなぁ。

    • 2018年8月4日 16:29