高校三年生の、幼馴染四人で過ごす最後の夏休みのワンシーンを、丁寧に丁寧に描き出しています。全体的に爽やかさを感じさせながら、主人公の気持ちにスポットを当てていて、少し切なくもなる匙加減が絶妙でした。
高校最後の夏を過ごす幼馴染の男女グループ。それぞれの気持ちが切ないです。
取り敢えず2話まで読んだ感想ですが、一貫して「手を繋ぐ」と言う行為にフォーカスしているのが非常に良いと思います。心理描写も丁寧で好感が持てます。ただ登場人物と台詞が上手く繋がらなくて(これは小生が悪いのかも知れません)、そこがちょっと残念に感じました。でも雰囲気はとても良かったです。