こんばんは。
先生と呼ばれる職業も、たくさんあります。でもふと思うことがあります。どうして先生なのかと。
その職業に就いているから。なるほど一つの基準としては、有りでしょう。でもそれだけで?
先生と呼ばれるから、偉いのか。先生と呼ばれるから、尊重されるのか。先生と呼ばれるから、人としての価値も高く見られるのか。
全て、逆ではないですかと思います。
親の身で、犯罪者が娘に近づいていると思えば──まあまあ仕方のない部分もあるでしょう。
でもトワさんの優しい気持ちを思うと、やはり悔しいですね……。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
確かに、目的と手段が逆転してしまっていますよね。
ニビはこれまでの実績もあって、管理府内で誰も逆らってはいけない空気になっている感じなのです。もはや恐怖政治。
トワに対する仕打ちも、本当にルリを思ってのことであればまだ良かったのですが、娘すらも自分の地位を保つための道具のように見ている節があります。
ルリが首相の娘でさえなければ良かったのかもしれません……
「この無菌状態のコロニーの中で、俺は異質なウィルスと見なされたのだ」
この一文に、確かにそうだなあ、と思いました。
地球と違って、一から自分たちで作り上げたコロニー。徹底した管理のもとで異質なものは排除する、厳しい環境だからこそ仕方ない事ですが、その体制に少し冷たさを感じました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
この一文は、コロニーの状況を象徴していますね。
人間が生きるための環境だったり、治安だったり、それらを管理するための体制はどこか歪です。
生まれた時からその社会にいた人にとってはそれが『普通』なのかもしれませんが、その枠組みに合わなければ排除されて然るべき、という考え方は悪意がなくても(ないからこそ?)恐ろしいですね。。
ここまで読ませていただきました。
終わりを越えた世界で、生き続けようとする人たちの姿がとても印象的です。
そして最後にはぐるりと回って、つながるのでしょうか。きっと。
続きがとても楽しみです(^^
企画参加、ありがとうございました。
素敵な読書時間を過ごさせていただいたことにも、感謝です!
作者からの返信
初めまして、コメントありがとうございます!
ジャンルはSFとしていますが、ヒューマンドラマメインで描いているので、そう言っていただけて嬉しいです(*´-`)
そうですね、それぞれの主人公の人生が絡んでいき、大きな流れが生まれるような感じになります!
まだまだお話は続きますので、もしお付き合いいただけるのであれば嬉しいです(*^^*)
こちらこそ、素敵な企画をありがとうございました(*≧∀≦*)
三年経ったら帰ってこられると聞いて、どきっとしました。三年で帰ってこられるのでは、トワの命が危ない、と。
ときに、ちょっと気になってたんですが、月コロニーとは月面なんでしょうか? 月って重力が地球の六分の一ですよね。そこで生まれ育ったトワは、地球に落とされて、六倍の重力にさらされて平気なのかな?と。どこかに説明ありましたでしょうか? 見落としてたかも知れないですが、もしかして月軌道上のスペースコロニーとか。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
すっかり形骸化している追放刑の刑期。さて、これがどのように影響してくるでしょうか。
月コロニーは月面にあります。人間が暮らすのに適切な環境が保たれているドーム内では、重力装置によって地球と同等に調整されている設定です。(だから地球から来たばかりのジンも平気だった)
ちょっとどっかに分かりやすく追記しておきます。ありがとうございます!
乾いた笑いが彼の孤独をまざまざと見せつけている場面ですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
トワ、全てを失ってしまいましたね……彼に生きる道はあるのでしょうか。