誤解していた父のことを知った前話、涙が溢れそうでした。
そして、戻ってきた父を埋葬するところなど、余韻ののこる第一章最終話。
さすがの描写で面白かったです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
たくさん読み進めていただいて嬉しいです(*⁰▿⁰*)
章ごとに主人公が交代していく本作ですが、軸となるとはやはりナギの物語です。
父の遺志を受け取った彼は、これからどのような道を辿るのでしょうね。
ナギはまた再登場しますので、追っていただけると嬉しいです!
父親の誤解が解けて安堵はするものの、泣いていて父親の意向が分からなかったナギ。少し残念でしたね。💦
作中に出てくるコウの鈴の音が「リン・リン」でなく「しゃん・しゃん」となっていて、擬音の表現がとても上手くて時代背景にしっくりと馴染みますね。
第一章、荒廃した世界で新しい命の誕生。数に限りのあるヒルコ症の薬の入手。親から子へバトンが上手く伝わり、良い終わり方でした。次も期待ですね。
(*^^*)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ずっとわだかまりになっていた父親への疑念も、やっと解けました。
時を経て、父親の意志を受け取ることができましたね。
鈴の音、そう言っていただけて嬉しいです(●´ω`●)
ナギのお話はひとまずこれで終わりですが、後々再登場します。
第2章は主人公と舞台を変えて、別の角度から未来の姿を描いていきますので、ぜひお楽しみに!
このお話、大好きです!
厳しい世界なのに、読後の印象がとても温かい。
ナギくんの心の成長と、優しい人たちに囲まれた世界が、物語をぐんぐんと進ませてくれます。
お父さんへの誤解が解けて、本当に良かった。
ナギくんのこれからの冒険や成長が楽しみです(*^^*)
作者からの返信
友香さん、こちらの長編にもおいでくださり、ありがとうございます!!
大好きと言っていただけて、とても嬉しいです(*´-`)
一人称視点での長編はなかなか難しいところもありましたが、この出来事で見える景色ががらりと変わる感覚が伝わっていればいいなと思います。
第2章は別の主人公へバトンタッチしますが、ナギはまた後々登場します。
続きもお楽しみいただければ幸いです(*´-`)
心にすっと入ってくる美しい文章と、終末感溢れる荒廃した世界、そこにしがみつくようにして生きる人間という小さな存在、コンプレックスの塊のような思春期の少年の葛藤と成長。
構成する要素が美しく絡み合い、ひとつの素晴らしい作品になっているのだと感動しました。
他の人物に焦点をあてた次章以降の物語も大変興味深いです(*^_^*)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
この作品、ジャンル的にはSFなのですが、難解な話にはしたくなくて、思春期の少年の成長物語を導入としました。
終末世界で生きる人々の息づかいを感じていただけたのであれば嬉しいです(*´∀`*)
2章ではがらりと舞台も変わりますが、引き続きお楽しみいただけますと幸いです!
こんばんは。
やはりナギさまは、神の子に相応しいようです。とても良い子です。
それはお母さんのおかげなのか、ナミさまのおかげなのか、周りに居るみんなのおかげなのか。
ナギさまは砂の海を越えて、そこを荒ぶらせていた負の感情を鎮めたのですね。
自身の憎しみと、お父さんの哀しみと。
ともあれそこに帰る意味が、変わったようですね。価値観を改められる人は、強いと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ナギは素直に周りを見渡すことができるようになったので、与えられた役割にも上手く向き合って受け入れられるはずです。
周囲の人々の気持ちを、理解できるようになったはずです。
もともと行動力のある子なので(ナギは『陽』)、空回りせずに進むことができたら、きっと自分が望んだ形でみんなの心の拠り所となることができるでしょうね(*´-`)
編集済
長年怨んできたわけですから、真実を知ってもすぐには気持ちの整理はつきませんか。だけど彼の中で、何かが大きく変わったことは確かですね。『塔』の逆位置の改革って、こういう事だったのですね。
あとナギとナミのやり取りが好きです。たくさん悩んで、迷うナギですけど、この子といる時は一番自然体でいるような気がします。さすが兄妹です。
作者からの返信
第1章読了、ありがとうございます!
遺された想いは受け止めたものの、父親と自分は別の存在です。同じ道に進むとしても、ナギにはナギの想いがある。その芽生えこそが、仰る通りあの占いが暗示していたことなのでしょうね(*´-`)
ずっと一緒に育ってきた二人のやり取り、書くのも楽しかったです!
似ているようで違う。これからはそれぞれの道を行きつつ、共に成長していくのでしょう(*´-`)
最初のコメントで書いたようにSFはあまり読まないのですが、ナギの物語として見ると自然と頭に入ってきました。
父親の事はまだ完全に割り切れたわけでは無いですが、それでも大きな一歩は踏み出せたのかなと思います。これから彼がどんな風に成長していくのか、第二章も楽しみです。
作者からの返信
第1章を一気読みしていただき、ありがとうございます!
そう言っていただけて、ほっとしました(*´-`)
少年ナギのお話はここで一区切り、第2章は主人公が変わります。(ナギはまたその後の章で再登場します!)
舞台が月コロニーメインなのでSF色は少し強まりますが、基本的にはヒューマンドラマです。
引き続きお楽しみいただければ幸いです(*^^*)
第一章の最後まで拝読して、キャラバンを引き継ぐ決意をしたナギを見て、章タイトルの「凪を待つ砂の海」が、じわりと胸に染み込んできました……。
砂の海の向こうで、お父さんはずっとナギを待っていたんだな、と……。
ゆっくりペースで申し訳ないですが、続きも楽しみに読ませていただきます(*´▽`*)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
章タイトルにも触れてくださり、嬉しいです(*´-`)
(実は地味に、各章タイトルと各話タイトルの文字数を、章ごとで揃えています。深い意味はないんですがw)
ラピュタなど父の後ろ姿を追う話が好きで、書いてみました。
長い話なので、お時間のある時にでもお読みいただけますと幸いです!
ファンタジックな、それも終末的世界の中で、『希望』や『生きる意味』というものが実にリアルに迫ってきました。また、こうして多くの人々と交流することで、それらを見つけることができる、とも解釈させていただきました。
私事になりますが、カクヨムの皆様方との交流の中で、創作以外のこともたくさん学ばせていただきました。やはりこれも人の縁、ナギの言葉を借りれば『環』なのでしょう。なるほど、素敵な言葉ですね。
引き続き拝読させていただきたく存じます(^^)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そうですね、自分じゃない誰かと触れ合うことで、『環』がどんどん拡がっていくはずです。リアルに感じていただけたのであれば、嬉しいです(*´-`)
創作は孤独ですが、こういう場で他の方と交流できるというのは貴重でありがたいことですね。
第2章は舞台が変わり、主人公も交代しますが、引き続きお楽しみいただければ幸いです!
編集済
第1章の完結、おめでとうございます。
ここまでずっと、映画館でSF映画を観ているような気分でした。
全体に漂っている、茫漠として少し寂しげな感じが、ナギが人の思いに触れる場面のぬくもりを一層引き立てている気がします。
「めぐりの星の迷い子たち」
初めて見たときから、過去から未来へと受け継がれていく天体や生命の循環と、迷いながら生き、出会っていく子どもたちのコントラストがイメージされる、素晴らしいタイトルだと思っていましたが、第1章を拝読して、その印象がもっともっと強まりました。
第2章も、とても楽しみにしています。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
SF映画だなんて、嬉しいお言葉……!
本作のジャンルはSFですが、決して難しくならないように、人間ドラマを中心に綴っております。この世界に漂う雰囲気を感じていただけたのであれば光栄です!
この作品を通してのテーマは、まさしく仰る通りです。汲み取っていただけて、とても嬉しいです(*´Д`*)
第2章は、そのテーマに別角度から切り込んでいきます。引き続きお楽しみくださいますと幸いです(*´-`)
太陽が巡り、月が巡り、命が巡る。民間人をシャトルで月へ送れるほどの文明が滅んで、今は砂の大地。病に脅かされる人々。その希望である「神の化身」として生きることを宿命づけられた少年。時空を超えて行き交う親子の思い。
この物語の世界観がよく分かる、魅力的な第1章でした。
壮大で、シリアスな物語の中、ほの見えるナギの成長。苦手意識を持っていたコウに気安さを感じる場面も砂漠のオアシスのように印象に残りました。
続きも楽しみにしています!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
綺麗にまとめてくださった……! 第1章のあらすじとしてこのまま載せたいくらいです!!
自分の中の迷いを乗り越えて成長したナギは、また後々再登場します。
第2章では新たな人物が主人公となりますが、少しでもお楽しみいただけますも嬉しいです(*´-`)
次章も楽しみに追わせて頂きます(*^_^*)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
武州さんの応援、とても励みになっています!
また引き続きお楽しみいただければ幸いです(*≧∀≦*)
第1章堪能致しました。
新しいのに懐かしさがある物語に魅了され、1章が終わった今日、再度読み返してしまいました。
砂埃と月明かりの中を歩むナギとコウの姿に、何故か西アジアの風景や民族衣装、そしてそんな地域の人が奏でる古き良き音楽が重なって見えました。
第2章も楽しみにしています。
1章の段階でなんですが、ご迷惑でなければレビュー書かせていただきたいと考えております。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
な、なんと……読み返してくださったですと?!!!!!
うわああ本当にありがとうございます五体投地です!!!!
いろいろとイメージを拡げてくださって嬉しいです(*´◒`*)
第2章はまた少し雰囲気が変わってきますが、お楽しみいただければ幸いです!
迷惑だなんてとんでもない!!
ものすごく嬉しいです!!
厳しい世界の情景とそこに生きる人々が丁寧に書かれていて引き込まれました。
ナギの少年らしい悩み、納得する過程、心情描写も巧みで共感できます。
これからも楽しみに読んでいきます。
作者からの返信
右中さん、こちらにもお越しくださり、ありがとうございます!
ナギは父親の遺志を知って、大きく成長しましたね。共感できると言っていただけて嬉しいです!
第2章では、主人公と舞台がガラッと変わり、別方向からのこの世界のことを綴っていきます。
引き続きお楽しみいただけますように(*´ー`*)