このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(61文字)
猫と少女のただのお話ではありません。この短い文章の中にたくさんの想いが溢れていて、読み終わったあとの余韻がまた凄まじいです。優しい文章と丁寧なリズム感、なにより短文なのでするすると読めてしまうのですが、ゆえに最後の衝撃は大きいですね。短文ならではの良さを最大限に活かしていて、最高に素晴らしい演出でした。正直、とても映像で見たい作品です。もっとたくさんの方に読まれて頂きたい美しくも切ない物語。その目でそっと覗いてみてください。きっと最後の衝撃には、目尻が熱くなることでしょう。
とても短いのに、しっかりと伝わってきました。見事に予想を裏切られました。ほんと、してやられた!って感じでした。切ない…。
コンテスト「最後の5分間」のカクヨム賞受賞作品です。https://kakuyomu.jp/info/entry/lispon_contest_start5分間、「素敵な世界」のお話しに、是非とも浸ってみてください☆
終わり方の切なさに、ご注目ください。
これは切ない!切なくて……でも魔法が解けても幸せなんだろうな、と感じさせてくれた作品でした。
魔法使いが叶えてくれた願いがあと五分間で切れる。猫と少女の切ない別れ。最後にほろりときました。