この小説は百合展開の甘~い小説です。……が!
声優やラジオと言った業界を表現したお仕事系小説で、きっと多くのレビューにあるイメージよりもずっと真面目な小説です!
ラジオの表現も素晴らしく、特に百合に興味がない人にも楽しめる……はず?
そして、百合に興味がなかったとしても、いつの間にか二人の世界を認められるようになり、百合の素晴らしさに目覚める!
とは限りませんが、少なくとも嫌悪感なく読むことができるはずです。
扱う題材や百合という単語のせいで敷居が高いイメージがありますが、万人ウケする小説で、エンタメ感もあり良作です。多くの人にオススメしたい作品です!
素晴らしい物語をありがとうございます!
吉岡さんと稀莉ちゃんの描かれ方がとてもリアルで、本当に生きているように感じられて、どの話も読むたびに胸を打ちました。
百合やガールズラブタグはありますが、物語として、お仕事小説としても群を抜いて面白い作品だと思います。
百合好きならば、この二人の関係性に悶えないわけがありませんし。
百合好き以外でも、困難を乗り越えていく二人の姿に心動かされること間違いなし。
ラジオ番組という形式の部分があるので、台本形式のところがあるのも面白いです。
気になる人もいるとは思いますが、番組の中身と物語がはっきりと分けられて楽しみやすい構成です。
ただイチャイチャしているだけじゃなく、しっかりとした理由があるのも嬉しいです。
二人が互いを徐々に好きになっていく様子は恋愛小説としても十分楽しめます。
(大半の人は恋愛小説として読んでいたら、すみません)
他の百合好きさんにも、ぜひ読んでもらいたい内容でした。
素敵な作品をありがとうございます!
これからも連載楽しみにしています。
輝かしい舞台からの転落、沼に嵌ったような絶望感と鬱屈した想いを抱えながらも一度は諦めかけた夢を追い掛ける姿は痛々しく、けれどどうか報われて欲しいという願望から続きを捲る手を抑えられませんでした。それから始まるのは売れっ子声優との1on1ラジオ。当初どうなるのだろうと不安でしたが、仕事への誠意さ。「やってやる!」といった意気込みが伝わりつい頰が緩みました。それからの二人のやり取り。成長や、憧れ、……恋の話など。度々出てくるネタや二人の会話のテンポの良さに全く飽きない。他文を使用せず台本方式であれだけ登場人物の感情を引き出せるのは素直に感心せざる得ません。素晴らしいです。
最後は感想になってしまいますが、良い時間を過ごさせて頂きありがとうございました。今後とも応援しています。
ありそうでなかった、声優のラジオネタ。
某アニメ業界アニメ風に言うと
「声優ラジオ業界の「あるある」が40%、「だったらいいな」が20%、「こうあるべき」が10%、「ねーよ!」が30%という作品」です。
年の差百合って話はよくありますが、「JKとアラサーなのに同業者」
10才以上の年の差からでてくるギャップをこういう絡め方で料理するってのは新鮮です。
稀莉ちゃんも素敵ですが、私はやっぱりやっぱり「よしおかん」大好きですね!
あんまり「よしおかん」の事をアツく書くと、10,000文字を超えそうでネタばれ(そういうレベルではない。)になりそうなのでやめますが。
ラジオパートがテンポよくてスラスラ読めるし、純粋に面白いのも魅力です。「あー、実際にラジオで聞いたら。これ絶対面白いやつや」的なヤツです。
キャラ(特に稀莉ちゃんとよしおかん)がよく動いてるなって感じます。それだけ魅力的です共感しやすいからかな?と思います。
第2部が完結したところでレビュー書きました。
第3部以降がとても楽しみです。頑張ってください。