過去に恥じない未来へと踏み出す。

 負けた試合が充足していた。そんな所から始まる物語。
 勝てた試合が全て満足していられるわけではない。
 そして一番悔しいのは、自分の力を十分に出しきれなかった時の試合だ。
 その結果が、負けであっても、勝ちであっても、全てを出し切れたと思える主人公は何か大切な物をつかんだのだろう。
 そう、過去に恥じない未来への第一歩を。

 是非、御一読ください。