主人公とその周囲の身なりや行動、時間軸などを考えつつこれが伏線?これも?と頭をひねりながら読んでしまいました。ホラー的でミステリ的で見どころいっぱいです!
ホラー的な雰囲気を醸し出しながら、最後には思わず微笑んでしまう内容に心暖まりました。かけがえのない友の死。犯人は明確。しかし、誰も裁こうとはしない。そうなると、悲しさよりも恨みが募っちゃうのかもしれませんね。復讐の後には何も残らない。よくそんな風に言われがちですが、本作では逆に感動の要素で締め括っています。読んで損なし。是非ご一読を。
すごく短い作品です。でも、ぞくっとさせられる。雰囲気がとてもいいんですよ。ああ、ぞくぞくさせにきてるな、ってわかってるんだけど、やっぱりぞくぞくしちゃうんですね。そして、溜まりに溜まった震えが発散するかのようなクライマックス。たまりません。最後が、最後が……!これぞ都市伝説。
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