ボクと怪異と夏休み

作者 大福がちゃ丸。

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★★★ Excellent!!!

怪異が出てくるホラーテイストの作品ですが、主人公の「ボク」を語り部に置いた二人称視点のような構成のため、ホラー要素が苦手な人でも充分に楽しめる作品に仕上がっています。どこか児童向けの絵本のような雰囲気を感じさせる、ほのぼのとした終わり方がとても良いです。わずか9千字という短編なのに、長編作品を読んだ後のような余韻が楽しめる作品です。

★★★ Excellent!!!

夏休みを満喫中のミツル少年。
蝉の鳴き声、スイカやラジオ体操というワードからはどこか懐かしい風景がすぐに連想されますが、
こういう土地だからこそ怪異が潜んでいるのかもしれません。

ミツル少年と怪異からの視点で語られた物語は最終的に結び付き、
想像外の――しかし子供が主人公だからこそ納得のできる展開に突入します。

はたして「虻干様」の正体とは。
ソレに気付いたとき、更なる恐怖が待っているかもしれません。