続・完璧主義をやめよ
どうもメンタル詐欺師のゆうひずむ♪です。
引き続き完璧主義を止めるべき理由の2と3を解説していきます。
さて、理由2『書ける量が増える』というのはどういうことか?
実際に文章を書いたことがある人ならわかると思いますが、自分が納得する表現を見つけるのはとても大変なことです。
しかも日を置いて読み返してみると、最高の表現ができたと思っていた文章ですら、書き直したくなることがあります。
つまり、完璧な文章を求めるのは時間との費用対効果が小さいということです。
それくらいならば、ある程度の出来で納得し、ストーリーを進める方がモチベーションを保つ上ではよほど重要です。
ついでに言うならば、多くの読者はストーリーを読みに来てるのであって、文章レベルは一定水準あれば問題ありません。
そして理由3の『ウケがいいものを見つけやすい』ということですが、これは実際にネット上で公開してみると、予想よりもウケが良かったり悪かったりしますよね?
ここで予想よりもウケが良かった作品や部分にこそ、多くのリソースを割いてブラッシュアップするほうが費用対効果を高く望むことができます。
そして、人は頑張った部分を評価されるのが大好きです。
ならば評価されやすい分野に力を注ぐのが、モチベーションを保つもっとも優れた方法だと思いませんか?
しかしこう書くと、こんな批判をしてくる人がいるでしょう。
——それは粗悪乱造じゃないか?
いいえ、私はゴミを乱発せよと言ってるわけではありません。
もちろん、文章をより良いものに推敲する必要はあります。ですが、推敲する時間に多くを割きすぎるのはいい方法ではないと言ってるだけです。
同じ労力を割くならば『ストーリー50/文章50』よりも『ストーリー80/文章20』という風に労力を割きましょうと言ってるのです。
とはいえ、趣味で自分の作品を公開するのだからストーリーも文章も自分にとって100点満点じゃないとイヤだという方も必ずいると思います。
私はそういう人を否定はしません。
ただ、物語を完結させる上ではその理想こそが最大の障壁になるということだけは、頭に入れておいてほしいと思います。
次回は完璧主義を止めるためにあることをする方がいいという話です。
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