完璧主義を止めよ
どうもメンタル詐欺師のゆうひずむ♪です。
今回は完璧主義を止めることで得られる利点を解説していきたいと思います。
まず、完璧主義を止めることを推奨する本は、自己啓発系の本を読めば腐るほど目にします。
いま私の近くにある本を抜き出して紹介するなら、習慣化コンサルタント「古川武士」さんの著書『2割に集中して結果を出す習慣術』や、45言語に翻訳され英語版だけでも170万部の大ベストセラー『The Rules to Break』などなど。
ではなぜ、完璧主義を止めることを推奨するのか?
これについてはあまりにもメリットが多すぎるので、ここでは全てを抜き出して書くことはせず、作家にとって大きなメリットとなる部分だけを抜粋していく。
1、先延ばしが減る(小説を書くことに抵抗が少なくなる)
2、書ける量が増える
3、ウケがいいものを見つけやすい
ほかにもメリットはあるが、順番に解説していこう。
完璧主義を止めると先延ばしが減る。これはどういうことでしょうか?
皆さんは先延ばしをしてしまう人の特徴は『自分に甘い人』とか『怠けがちな人』だと思っていませんか?
ところが数々の実験結果を見てみると、先延ばしをする人とは『自分を許せない人』ということがわかりました。
学生はテスト前に勉強をすると思いますが、ここで一週間前からテスト勉強をしようと思ってたのに、全然勉強をせずテストで悪い点を取ったときに
「なんでちゃんと勉強しなかったんだ、自分はなんてダメな人間なんだ。次は絶対に一週間前から勉強しなきゃダメだ」と自分を許せない人と、「まあ今回は仕方ない。次はちゃんと早めにテスト勉強すればいいや」と楽観的に考える人とでは、同じシチュエーション(次のテスト)にぶち当たった時、後者のほうが早くテスト勉強に手をつけたのです。
これは小説を書く上でも同じことで、「絶対にいい物を書いてやる!」と思っていると、なかなか書き始めようと思えません。
逆に「完璧な言い回しとか言葉遣いとかはいいから、とにかくストーリーを進めよう」と思って書く人は、抵抗なく書き始めることができます。
実例として『カクヨム』や『小説家になろう』の作品を読んでいて「よくこんなレベルで公開しようと思ったなwww俺なら恥ずかしくて公開できないわwww」と言う作品をみかけたことがあると思います。探せばまとめブログなどで叩き記事が出てきますよね。
しかし不思議なことに、そういう作品は結構な頻度で続きが公開されているものです。逆に言葉回しやストーリーにすごい力が入った作品は、更新頻度がめちゃくちゃ低い。
それは完璧主義者かどうかで、書き始めるまでのモチベーションに影響を及ぼすからです。これが完璧主義を止めるべき理由その1です。
長くなってしまったので、理由その2と3は次ページに引き継ぐとしましょう。
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