モチベーションとは何か
なぜ短編は書けて長編は書けないのか?
どうもメンタル詐欺師のゆうひずむ♪です。
今回からはモチベーションについて少し話をしていきたいなと思います。
私は以前、書き続けるためにはモチベーションではなく習慣で書けといいました。
その理由とやり方については既に書いておりますので、未読の方は是非読んでいただければと思います。
さて……前述の書き続けるために習慣が大事という論が間違いだと思っておりませんが、さりとてモチベーションが高いに超したことはありません。
なのでモチベーションについて、理解を深めていきましょう。
さて……これを読んでる皆さんは、短編小説を書いたことがあるでしょうか?
無いという方は自分の身近な経験で当てはまるものがないか思い出しながら読んでください。
『長編はエタったけど、短編なら完結させたことあるよ!』
という方は意外と多いと思います。
ではなぜ、短編なら書ききれるのに長編だとエタってしまうのか?
これにはモチベーションの持続時間が関係しています。
何かをやろう!(ネタが浮かんだから小説を書こう!)
と思い立った時のモチベーションを100%とすると、三日後にはこのモチベーションが50%を下回ります。
そして一週間で10%になり、11日も経てばモチベーションはほとんど自然消滅です。
ここまで書けばわかると思いますが、短編は長くても一週間以内に書きたいことを書ききることができます。なので気合で書ききれるのです。
対して、モチベーションが自然消滅してしまう11日以内に長編を完結させるのは、西尾維新(化物語シリーズ)や鎌池和馬(とある魔術シリーズ)のような『業界に伝説を打ち立てるレベルの筆の速さ』が必要です。彼らは一日で1万~2万文字、多ければ4万文字も書くと言われる正真正銘の化け物です。彼らを基準にアナタも出来ると考えてはいけません。
というわけで、ここまで二度言いましたが、モチベーションだけで長編を書ききるのは至難の業です。
だからこそモチベーションではなく習慣で書けと言ってたのが、よくお分かりになったと思います。
しかし、モチベーションの持続時間の話はここで終わりません。
次回はこの続きから『なろう作家から学ぶ長編の書き方』を解説していきたいと思います。
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