理想の執筆環境とは

 どうもメンタル詐欺師の ゆうひずむ♪ です。

 引き続き『手間』について話していこうと思います。

 前回は『手間を増やす』ことで誘惑の回数を減らすお話をしました。



 では逆に『手間を減らしたら』どうなると思いますか?



 ……もうお分かりですね?

 そう! 手をつけやすくなるんです!

 これこそが小説を書き始める上で、もっとも重要と言っても過言ではない要素です!



 実は私の長編作品『21世紀のカジノプロ、無一文で異世界へ。』はiPhoneのメモ機能で下書きしておりました。

 なぜなら、iPhone一つで手軽に執筆を行うことが出来たからです。

 ところが、フリック入力よりもキーボード入力のほうが早いからと『iPhone+ブルートゥースキーボード』を持ち歩いたところ、明らかに執筆頻度が減りました。


 減った原因は明白……ブルートゥースキーボードの存在です。

 書き始めるためにiPhoneとブルートゥースの接続をしなければいけない他、座る場所を確保しなければならなくなりました。

 手間が二つも増えていたのです! 私は愚かにも、自分から執筆しやすい環境を壊してしまいました。


 そんな私が行き着いた先はKingGIMの『ポメラDM200』です。

 この商品を簡単に説明するならば、執筆しかできない簡易ノートパソコンといったところでしょうか。

 座る場所を確保するという手間は省けませんでしたが、ブルートゥース接続をする必要もなければ、スマホのようにソシャゲやツイッター・ラインなどの誘惑に抗う必要もありません。

 しかもスマホの何倍も変換機能が優秀なので、煩わしい思いもせず快適な執筆が可能。

 お値段は書くしか能の無いくせにやたらと高いですが、高水準な執筆環境が揃う事を考えれば、悪くない投資かと思います。



 というわけで、みなさんも自分の執筆環境を見直してみてください。

『手間』と『思考のキュー』がない環境ならば、もっと執筆に専念できるはずです。

 誘惑だらけの部屋で、かつ、本体もネットサーフィンという誘惑があるパソコンだけで執筆というのは、実はかなり難しいのです。


 もう使ってないSIMなしスマホを執筆用にこしらえたり、

 私のようにポメラを買ってみたり、

 自分のやりやすい環境作りをまず始めてみましょう。

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