メンタル詐欺師の『エタらない』必勝法

誘惑が起きた時のもっとも優れた対処法

　どうもメンタル詐欺師の ゆうひずむ♪ です。

　予告通り誘惑と対峙してしまった時のことについて話をしていきます。

　ですがまず最初に言っておきましょう。

　私は誘惑に必ず勝つ方法を知りませんし、たぶんこの世に存在しません。

　はい。

　みなさんの期待を裏切るようで申し訳ないですが、これが現実です。

　では、やらなければいけないとわかっているけど誘惑がある場合、どのような対処をするのが望ましいのでしょうか？

　実はもっとも良い対処法は誘惑に乗ることなのです。意外ではありませんか？

　なぜ、誘惑に乗るほうがいいのでしょう？

　まず、誘惑に抗っていると一つのことに集中できず生産性が落ちてしまうこと。

　二つ目が、我慢が身体に悪いこと。

　そして三つ目が面白いのですが、『誘惑に負けてツイッターやLINEをやった後に物事に取り組む』のと『誘惑に勝って我慢したあとにツイッターやLINEをやった場合』では後者のほうがツイッターやLINEに割く時間が増えてしまったという実験結果があります。

　おそらく我慢した反動でより強い誘惑となり、ツイッターやLINEを長くやってしまうのでしょう。

　ところで、人間の感情は行動についてくるという話を聞いたことありませんか？

　やる気が無くても『とりあえず五分だけ』やれば、意外と何十分も続くというやつです。

　これも科学的に正しいことが証明されてるのですが、誘惑に乗るという話とはちょっと矛盾してるように感じません？

　やらなければいけない事に一度取り組み、そのあとしばらく集中できるなら、最初から誘惑に乗らずやるべき事に取り組むほうがいいじゃないかと思いますよね？

　ですが、この考えは誤りです。

　そもそも誘惑が頭にチラついていれば、集中できてるとは言いません。

　なので――

・他にやりたい欲求があるときは、先にその欲求を満たしてからやるべき事をやる。

・漠然と気分が乗らないという時は『とりあえず五分だけ』方法を試してみる。

　という風に、状況を正しく判断してあげる必要があります。

　それと欲求を満たす場合の注意点として、終わりは必ず設定してください。

　でなければ、人はいつまでも欲望に飲まれようとしてしまいます。

　そして終わりが来たらスパッと切り替えます。ここでダラダラ切り替えようとすると、その間にまた他の欲望が見つかってしまうので、これも絶対遵守です。