最適な目標を決める『フィフティー・フィフティーの原則』

 どうもメンタル詐欺師の ゆうひずむ♪ です。

 前回は自分に合ったハードルが必要だと述べました。

 なので今回は、オリンピックに出場するような一流アスリートのフィジカルトレーナーを務める 中野ジェームス修一 さんの著書『はじめる技術 続ける技術』より『フィフティー・フィフティーの原則』をご紹介しましょう。


 これは目標を決める時に使う方法で『達成できる見込みが50%になるように』目標を定めようというものです。

 たとえば、跳び箱が苦手だという小学生に「キミは8段を飛べるか?」と問います。

 そこで無理だと答えれば「なら2段なら飛べるか?」と問います。

 それなら飛べると答えれば「6段は?」「4段は?」とドンドン飛べるか飛べないかを聞いていき「この段なら飛べるかもしれないし、飛べないかもしれない」と答える場所を探し出していくのです。


 この方法のいいところは、とても応用が効くところです。

 ダイエットなら……どれくらいの運動なら自分は出来るか?

 夜型から朝型人間に変わりたいなら……何時なら自分は起きられそうか?

 もちろん小説にも……。


 ただ、そのためには一つ条件があります。

 自分がどの程度できるのか・できないのか、しっかり把握することです。

 なので一度もチャレンジしたことがない分野なら、まずはチャレンジしてみましょう。



 では話を本線に戻すとして……。

 まずは『フィフティ・フィフティの原則』を使って『頑張れば達成できる目標』を設定してみてください。

 これが貴方のモチベーションが高い日の執筆目標です。


 次は『絶対に達成できる目標』です。

 どんなにモチベーションが乗らなくても「これなら嫌でも達成できる」という目標ですね。

 仮にこの目標が達成できなかった場合は、さらに低いハードルをしてください。



 次ページでは作家向けの目標例と注意事項を解説します。

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