三日坊主は意志が弱いからではなく『モラル・ライセンシング』が原因
どうもメンタル詐欺師の ゆうひずむ♪ です。
前回は書く習慣を作ることが作品を完結させる秘訣だと述べました。
なので今回は『書く習慣』を作る方法について書いていこうと思います。
まず最初に……新しく習慣を作るには、その習慣にしたい行動を66日間継続する必要があります。
わかりやすい日数に言い換えると、二ヶ月と一週間です。
この二ヶ月と一週間を乗り切れば、それは新しい習慣として貴方の血肉となり、作品を完結させる力となるでしょう。
では、その66日を乗り切る方法に移ります。
たとえば、私たちアマチュア作家が『よし! 毎日3000文字書こう!』と決意したとして、それがどれだけ続くでしょう?
モチベーションの高い最初の2、3日は、それでも達成できるかもしれません。しかしこれが一週間・一ヶ月になるとどうか?
3000文字を『頑張らないと書けない人』は確実にドロップアウトします。
逆に『書き始めたら3000文字くらいすぐ超えちゃう』という人はドロップアウトしません。
両者の違いは何か?
それは『達成するのに苦労と感じたかどうか』です。
66日を戦い抜くには苦労や苦痛を感じるようではダメなのです。なので――
モチベーションが高い日は3000文字(頑張れば達成できる目標)
モチベーションがない日は100文字(絶対に達成できる目標)
のように、その日のモチベーションに応じてハードルを変えてあげる必要があります。
人間というのは面白いもので、「さっき頑張ったから、ちょっとぐらいサボってもいいだろう」という『モラル・ライセンシング』の心理が必ず働きます。なので絶対に毎日頑張るというのは無理なのです。
逆に、毎日簡単に達成できてしまう目標には面白みを感じませんから「今日は頑張ばろう」と自然にステップアップしていきます。
そして一番大切なのは、絶対に達成できるハードルを用意してあげること。
100文字が無理なら50文字でもいい。なんならワンフレーズだけでもいい。
なぜなら『毎日続けることが第一優先』なのですから、どんな低いハードルでも気にする必要はないのです。そのうち物足りなくなって、自分から高いハードルを用意するようになりますから!笑
というわけで、今回はここまで。
次ページでは自分にあったハードルを見つける方法をご紹介します。
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