第5話隣のキン髪がキ畜過ぎるんだが!

特に子供のころから霊感が強いわけではなかった。


そもそも幽霊やUFO、都市伝説などとうたわれるものは、最初から信じてなどいなかった。


特にどうもしてもいないのになぜだろう――隣に金髪がいる。


聞けば幽霊らしい。


納得できねぇわ!


証拠として三角のアレを見せてくる。


納得できねぇわ!


さらに、姿を消してくる。


納得するわ!



何故だか、隣に金髪がいる。どうやら俺以外の人間には見えていないらしい。


都合のいいときだけ、実体化し、悪くなれば雲隠れする。


例えばそれはバスの乗車賃とか。


売店でモノを買うときとか。


貧乏神かてめぇわ!




隣に金髪がいる。


似合わない三角のアレ


しかも金髪


おまけに美人で巨乳


ついでに怖がり




わりにあわねぇ……


しかも今十月だぞ? ……普通八月とかじゃね?





―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


はい。杏です。これを考えたのは確か去年の十月あたりかな?


ま、また純文学での息抜きとして使われるでしょう。




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気まぐれプロット短編集 小雪杏 @koyuki-anzu

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