第30話 相撲

 相撲は日本の国技である。

 伝統と文化である。

 最近様々な問題が取りざたされているが、れでも相撲ファンは多い。


 私は時々相撲を見るのだが、嫁と一緒に見た事はなかった。

 相撲を見ていると、嫁は必ず部屋から出ていくからである。

 

 ある日、初めて嫁と相撲をみた。

 嫁は10分後、すくっと立ち上がりこう言った。

 

 「やっぱり我慢できない。」

 

 「えっ、なにが?」私は聞いた。

 

 「だってさー おでぶがさー おしり出してさー 変だよ、わたしは耐えられない。」

 

 嫁は部屋から出ていった。

 

 繰り返しになるが、相撲は日本の国技であり、伝統と文化である。

 相撲ファンの皆様ごめんなさい。

 あくまでも嫁の個人的な見解です。

  


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る