幼なじみの男の子に、ずっと片想いを続けている。少なくとも本人はそう思っています。ですが実際は、相手も同じように自分の事を想っていました。
つまりは両想い?いえいえ、互いに想い合いながらも相手の気持ちには全く気付かない、両片想いです。
お互い相手の気持ちには気づいていないので、ちょっとした言動でヤキモキする二人。すれ違いや勘違いも多く、そうじゃないと何度も叫びました。
そしてそんなもどかしさすらも越えるくらい、甘々なシーンが大量にあふれています。
とにかく甘い話が読みたい。そういう方はぜひ一度目を通してみて下さい。
人によっては甘すぎるかもしれませんので、読む際はブラックコーヒーをお供にどうぞ。
少女は、ずっとその男の子のことが好きだった。そして男の子の方も、ずっと少女のことが好きだった。
だけど今の関係を壊すのが嫌で、お互いその気持ちを口には出せない。そうしているうちに時は流れ、小学生だった二人ももう大学生になりました。
いったいどれだけ両片想いを続ける気でしょうか?二人が顔を合わせれば、まるで呼吸をするように甘々なやり取りを繰り広げるのですが、何故かお互い好きだという事に気付かないから分からない。
アンタ等早いとこくっつけ!何度そうツッコんだことか。本人達は難しい恋に悩んでいるつもりでも、読む側としては二人はすでにベストカップル。なのに中々くっつかず、拗らせて。
すれ違いと甘々な日々を繰り返す二人。甘酸っぱい恋が好きな人も、なかなか上手くいかない恋を見たいと言う方も楽しめる、至極の恋愛物語です。