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「多分こっち……」
あなたが今後の事について考えていると、リコスが何かを感じたのか、急に目的意識を持って歩き始めた。あなたもすぐにその後を追う。
歩きに歩いて森の開けた場所に辿り着くと、そこにあったのは高さ3メートル横幅2メートルはあるであろう大きな黒い板状の物体、俗に言うモノリスだった。
このモノリスの前に立った彼女はそこでくるりと振り返る。
「ここにもあったよ」
「こ、これは?」
この展開に理解の追いつかないあなたは思わず質問を飛ばす。その言葉を聞いたリコスはニンマリと挑発的な笑みを浮かべた。
「これに触れると別の世界に飛ぶんだよ」
「ま、まさか……」
「どうする? 私はどっちでもいいけど」
重要な決断を任されてしまったあなたは、またしても頭を悩ませる事になってしまった。どっちでもいいと言う言葉に引っかかりを覚えつつ、あなたは決断する。
面白そうなのでこのモノリスを触ってみる
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886551688
何か怖いので止めておく
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886554654
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