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「一体あの敵は、何なんだ?」


 そう、突然何も言わずに襲ってきた存在についてリコスに質問したのだ。もしかしたら彼女もあの敵については何も知らないのかも知れない。

 けれどそれならそれで良かった。2人共何も知らないのであれば、これから一緒にこの状況について話し合う事が出来る。今必要なのは情報のすり合わせだとあなたは判断したのだ。

 この質問を受けて、リコスはその可愛い顔をシリアスモードに切り替える。


「聞きたい?」

「やっぱり何か知っているのか?」

「もう一度言うけど、聞く勇気はある?」


 彼女に念を押されたあなたはゴクリとつばを飲み込んだ。これ絶対聞いてしまったら後には引けなくなるやつだ。すぐに話してくれないところを見ると、聞かない選択肢もあるようにも思える。


 リコスの真剣な顔から目をそらせないまま、あなたは決断を迫られた。



「もちろん聞く勇気がある」と堂々と答える

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886463989

「いや、やっぱやめとくよ」と、返事を一旦保留する

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886473644


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