39
「一体あの敵は、何なんだ?」
そう、突然何も言わずに襲ってきた存在についてリコスに質問したのだ。もしかしたら彼女もあの敵については何も知らないのかも知れない。
けれどそれならそれで良かった。2人共何も知らないのであれば、これから一緒にこの状況について話し合う事が出来る。今必要なのは情報のすり合わせだとあなたは判断したのだ。
この質問を受けて、リコスはその可愛い顔をシリアスモードに切り替える。
「聞きたい?」
「やっぱり何か知っているのか?」
「もう一度言うけど、聞く勇気はある?」
彼女に念を押されたあなたはゴクリとつばを飲み込んだ。これ絶対聞いてしまったら後には引けなくなるやつだ。すぐに話してくれないところを見ると、聞かない選択肢もあるようにも思える。
リコスの真剣な顔から目をそらせないまま、あなたは決断を迫られた。
「もちろん聞く勇気がある」と堂々と答える
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886463989
「いや、やっぱやめとくよ」と、返事を一旦保留する
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886473644
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます