応援コメント

第178話 生贄」への応援コメント

  • ここへ来るまでの陽の怒涛のような心情がとても苦しかったです。今この状態でようやく平穏な境地にいたる彼の、悟ったような言葉が美しくて悲しい......

    作者からの返信

    苦しみの中で考えに考え抜いた末に至った境地です。
    自分の命をかけて大切な人を守ると決めたことで、最期は安らかにいられたのでしょう。悲しい幕引きには違いありませんが、その決断に後悔は無いと思われます。

  • この世は美しいもので溢れている。
    その言葉の裏側にある醜さが強くて強くて。
    さらに、その奥で光っている恵流ちゃんの美しさが眩しくて眩しくて。
    読み手も現在の視界を忘れて、想像の炎の中へと呑み込まれている気がします。

    何だろうね。哀しく切ないシーンなのに「ハレルヤ(クラシックじゃない方)」が脳内で流れております。

    作者からの返信

    わああ、嬉しいなぁ。すごく嬉しいです。いろんなことを感じてくださったのですね(滂沱)
    陽くん、のほほんとして見えますが、辛いことの多い人生でした。だからこそ美しいものを見つめ、表現しなきゃ生きていかれなかったのかもしれません。
    そんな陽を愛し寄り添おうとしていた恵流は、とても純粋な女性だったのだと思います。

    陽の執り行った儀式は、自身を殺める悪魔の所業か、悪を断ち切る神への祈りか。
    もしかしたら、「ハレルヤ」はピッタリの選曲かもしれません。白い煙と燃え盛る炎、そして降りかかる虹色の光。そんな映像とも相まって、大迫力です! 素晴らしい!! ありがとうございます!!!

  • アドラメレクは人の人生を飲み尽くす悪魔ですね。
    陽という尊い人間が犠牲になったことで社会に与えた衝撃も大きいはずです。
    しかし、辛い(>_<)!

    作者からの返信

    アドラメレク、ほんとうに酷い悪魔です。
    私も書いていて辛かった!!
    (なら書くなよ…って話ですが、思いついちゃったからには書かなきゃどうしようもない 泣)

    この儀式が社会に与えた衝撃、そのあたりがこの後出てきます。

  • 陽にとって一番大事なものが代償ならば、その力で描いた絵と自分を消すことが契約をなくす儀式になるということなのでしょうか。
    あまりに悲しい結末ですね。

    作者からの返信

    このまま生きていれば、気が狂い理性は消し飛んで、周囲を犠牲にしながら描き続けてしまう。陽はそれを恐れています。
    契約を取り消す方法が無いのなら、自分が消えるしかない。
    この儀式が有効かどうかはわかりませんが、それに賭けるしかなかったのでしょう。

    悲しい結末です。悪魔が憎い…!!
    (というわけで、別作品にてこの悪魔をやっつけましたよ!)

  • 陽、死んでしまうん?

    作者からの返信

    また節子出て来た(笑)


    陽くん、死にます。 ←容赦ない

  • 圧巻です。
    陽の壮絶な最期、でもこの世界を美しいと想いながら逝けるとは、本当に素敵で大切な人たちと過ごせたんだな、と。

    作者からの返信

    仰るとおり、陽は周囲の人たちに恵まれていたと思います。
    でも、美しいものを見つめ、それを表現し続けなければ生きて行けなかったんじゃないか……とも思うんですよね。陽くん、小さい頃から辛い思いもしてきてるので。
    (自分で書いておいて、変な言い方になりますが)


  • 編集済

    もう、圧巻の一言です…(それしかないのか!語彙力)
    今ごろPCの向こうが大変なことになってるはず…!

    作者からの返信

    直してきました!! ありがとうございます。ほんと、誤字脱字多すぎー(涙

    PCの向こうの様子は、次回お送り致します……

  • すべてが狂気の世界

    作者からの返信

    狂気か、正気か。
    その沙汰を巡り、周辺はちょっと騒がしくなります。

  • 後悔と懺悔、そして強い願い。
    陽の心の凄絶さが伝わってくるようでした……

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    あまり自分のことを語らない陽が、珍しくたっぷり自分語りしました。
    陽にしてみたら、この状況は堪らないです。まさに地獄……