やはりお父さんのことは、心の深いところで傷になっている感じがしますね。
それがなければ今のような道には進んでいなかったのかもしれませんが、第一のターニングポイントこそ最も根幹の部分に関わっているように思います。
作者からの返信
そうですね。父親の失踪は、当時思春期であった陽の人格に決定的な何かを与えました。おそらくそれは、修復不可能な傷であり、それ故に心の有り様を大きく変えるきっかけでもあったでしょう。
陽くん、結果的に周囲の人間には恵まれましたが、親にはとことん恵まれませんでした。
いつか、陽の母親のことも書いてみたいな〜と思っています。
「子を捨てる」という重く罪深いテーマなので、難しそうですが。
これは誰が言っても正解は出ないものですね。
(なーんて、誰かがそう答えても響かないし)
作者からの返信
正解は……難しいですね。結局、自分で割り切って決めるしかないのかもしれません。