『第6話 君につなぐ』について感想書いてく
(作品URL)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886758313
(エピソードURL)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886758313/episodes/1177354054886788061
かつて自殺を図ろうとした場所を訪れるエピソード。
主人公は生きている人間として、もう居ない愛する人に自らの想いを告げる。
>ほんとは、今すぐにでもあなたのところに行きたい。けど、俺はもう自殺はしないことにするよ。美咲さんが俺につないでくれた。この生命を、終わりまでちゃんと抱えて生きていくよ。
主人公、決意と別れの告白。
幽霊とも結ばれてハッピーエンド、というのも良いけれど、人間の成長を描くのであれば、きちんと『別れ』のシーンを描くのは大事だなと思った。
別れは、自らの感情と折り合い、受け入れた上で、新しい活力を備えなければできないことではないだろうか。
その意味では、この作品は幽霊との奇妙な共同生活と恋愛を描いたものであるけれど、同時に、主人公の確かな成長物語でもあるのだなと感じた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます