彼にとって『声』には3つの意味がある。破壊、願望、そして愛。

(現フ)26.咆哮のルドルフ(作:淡 湊世花 様) ※完結お疲れ様でした※

『第4話 剣と嘶き』について感想書いてく


(作品URL)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054881501913

(エピソードURL)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054881501913/episodes/1177354054881513818



 理不尽な仕打ちに反発するエピソード。

 その勇気が思わぬ援軍を呼ぶ。


>「このうすらバカどもっ、わたしは野郎ではないっ」

 金髪の兵士が噛み付くように言い返した。

「わたしは女だっ! 無礼者めっ!!」

 その声と台詞を聞いたサーシャは、開いた口が塞がらなかった。

「イ、イスクラさんっ? 商人のイスクラさんっ?!」

 それは、やたらと腕の立つ、乙女心満載の雑貨売り、イスクラだった。



 イスクラさんの心の叫び、すごい破壊力。これがあるから最後の一行も印象深くなっていると思う。

 しかし、このエピソードに出てくる女性は皆強い。イスクラさんは武力があったが、サーシャは武器がない状態で家族愛から相手に食ってかかった。だからこそ村人も付いてきたのだ。

 主人公は守ってあげて欲しいと思った。

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